日記

29日は晴れの休日。
先週は旅行したので今週は無し。

午前は実技試験の練習をする。
規定時間内にやれるかどうかの練習をするつもりだったが、間違いの指摘を受けたりしたのでまずは「正解」を目指すことになった。
このまま練習し続ければ時間内に出来るようになるんだろうが、しかし本番でミスするとめっちゃ焦るだろうなと実感。
一つのミスも無いようにするには、やはり要所要所での確認と正解の状態を知っておくことが必要だ。

帰る時に図書館に寄り、本の返却と新たな貸出を受ける。

今日は父の誕生日でもあったので、昼ご飯は親と一緒に土成でたらいうどんを食べる。
自分のおごりだ。
しかし非常に腹いっぱい食べたので、帰りの運転中は眠くなった。
帰宅後も1時間半ほど昼寝。

4時ころからはバイクの洗車、メルカリの発送、花壇のちょっとした整備。
そして夕暮れになって自室で過ごしたり、「麒麟が来る」を視たり。

朝から色々やったからそれなりには充実した休日なのだろうが、日が短く週6勤務してようやくの1日だったから、本当にあっという間だった。
自分の人生のメインとは週6勤務している時か、自由な休日か。
休日に自分の人生が形作られていくなら、残りの人生は少ない。
労働が人生を形作るなら、どうだろうか。

日記

最近の余暇は、漫画「バーナード嬢曰く。」と「火の鳥」を読んでいる。

バーナード嬢曰くは読書漫画で、読書家あるあるや色々な名作をネタにした学生日常漫画である。
読書家っていうほど読書はしてないのでほとんどの本は分からないが、こういうジャンルや面白さもあるのかという発見が良い。

火の鳥は説明不要の、手塚治虫著作の名作漫画。
まだまだ読み始めて間もないが、昔に描かれた割には引き込まれる。
黎明編のようなストーリーや設定だけでも、後世の漫画やアニメに影響しているんじゃないかと推測できるものも多い。
穴の中から脱するところはグレンラガンに似ている。
復讐相手に育てられ殺そうとしても出来ず、最終的には別の誰かに殺されるところはヴィンランドサガに似ている。
未来の人間も過去の人間も全員死んでいくのは、大河ドラマらしい。

自分が一生をかけても次から次へと現れる名作全てを堪能することは出来ない。
しかしだからって何もしないのか。
時間の許す限りは名作を読んでいくぞ。

日記

2020年1月頃は体重56kgくらいだったが、工場労働していた8月頃は何と人生で初めて64kgにまで増えた。
増えつつ体重を危惧して休日も造園バイトをしていたり登山もしていたりしたが、焼け石に水。

「このままでは生活習慣病で健康寿命が減る」

そんな気持ちもあって造園バイトを10月から本業にした。
そして1か月半ほど経って体重を測ったら、60kgほどに落ちていた。
まだ多めな気がするが、大分納まってきた!
しかも体力もちょっとついてきた気がする。

実際、デスクワークの生活習慣病のリスクと現場労働の怪我のリスク、どっちが高いのだろう。
徳島県民は糖尿病になりやすい体質だから、デスクワークのリスクも高い気がする。
しかも都会人より車に乗ってばかりだから歩かない。

昔から、肉体労働のこういう健康的になるところは好きだ。
配達のバイトは特に好きだったな。
裁量性があるところと健康的なところと。
風を感じながら、夕日を見ながら、街中を走り回るあの時。
町の中を行き来する仕事をすると、その町の人になれる感じがする。

また過去を思い出してしまった。
懐かしいことは戻ってこない。
美しい思い出だ。

旅行

2020年11月21日と22日、連休が取れたので1泊2日でしまなみ海道ツーリングに行ってきました。
以前に行ったのは親と3人の14年前、自分がまだ高校生だった頃です。
あの時はレンタル自転車でしたが、今回は1人のバイクツーリング。

出来れば宿泊場所の予約を取ったりして綿密な計画を立てたかったのですが、出発2,3日前に調べた時は既に予約がぎっしり。
ほとんど何の計画もせずに出発することになりました。
とりあえず、しまなみの島々をバイクで観光してどこかでキャンプする、というのが今回のコンセプト。

徳島から今治までは高速道路で一気に行けるので一気に行き、来島海峡大橋を渡って観光開始。
最初はまだ施設の営業が開始してない時間だったので、展望台になっている亀老山から。
朝8時頃でしたが人は結構多く、観光地としては有名なのでしょう。
展望台なだけあって景色は最高!
日が短い時季の、朝の光は斜めに差し、海峡と橋と島々を照らします。
初っ端に絶景に出会ってしまって、これから先の旅路でもこれ以上のものに出会えるのか、一抹の不安を覚えるほど…

次は小説「村上海賊の娘」で有名になりつつある村上海賊の資料館へ。
海の大名として瀬戸内海を牛耳っていたようですが、ただの略奪者ではなくて難所の水先案内人も務めていたのが意外。
海城というものも知らず、当時でさえノウハウの少ないものを自分たち流にやっていたのでしょうか。

他にもカレイ山展望台にも行きましたが、亀老山に比べると人は少なめ。
これにて大島観光は終わり。
次は伯方島へ。

伯方島は「は!か!た!のしお!」で有名な塩の島。
道の駅にも塩関連の商品が並びます。
造船業も多く、港には巨大なクレーンと機械音。
しまなみの中央付近なだけあって、この辺りから非常に「しまなみ感」があります。
チャリダーもそこかしこにいて、特に道の駅にはたくさん!

個人的に非常に気に入ったのは、「伯方ふるさと歴史公園」
山頂に山城を模した歴史民俗資料館が建っており、最上階からの景色も最高。
建物内も明るく仕上がっており、光と風が通り抜けるこの場所は、自分は大好きです。
島のこじんまりと納まった感じ、それは完成した感じにも思えて、その集大成こそがこういう歴史民俗資料館でもあるように思うわけです。

次は大三島へ。
14年前はこの島の南東端にある廃校を改築した宿に泊まった思い出があり、見に行くことにしました。
道中の海沿いの道は坂道も多くて当時はきつかったと覚えていますが、今回はバイクなので楽ちん。
宿は今でもあり、プライベートビーチのような小さな砂浜も健在。
あの時感じた「しまなみ」はまだ残っているのかと、安心しました。

大三島の中心、大山祇神社にももちろん参詣。
ここらで昼飯を食べようとしましたが、案外閉店した飯屋が多く、しかも客は多いので待ち時間が非常に長くなっていました。
面倒なので出発し、偶然見つけた喫茶店でサイコロステーキ定食を食べる。

愛媛県から広島県へ、生口島へ。
生口島も美しい島で一周したりもしたのですが、耕三寺は時間の関係で飛ばしたので、立ち止まっての観光はせず。
広島県と愛媛県ではしまなみへの捉え方は違うのか?
何だか愛媛県側は観光リゾート地として整備し、広島県側は生活のしやすさに重点を置いている反面リゾート的雰囲気は少ない気がする。

因島も生口島と同様の観光。
でも時間が足りなくなってきて村上水軍の城は行けず…
暗くなる前に野宿地を探さねば!
というわけで1日目は因島の山奥でキャンプしました。
地理院地図で穴場っぽいものを調べて行ったら当たり。
人の気配より獣の気配のほうが強い場所に行けました。
夜中に足音が頻繁にあって、何度も起きた…

2日目は朝日を浴びながらバイクを走らせます。
向島の観光は、やっぱり特になし。
そう言えば14年前に来た時も、生口島、因島、向島辺りの記憶が無いや。
でも向島は釣り人が非常に多く、しまなみは釣り人の聖地でもあるんだなと実感。

尾道大橋を渡ってしまなみ海道は終わり。
時間があるので尾道観光することにしました。
尾道は千光寺が有名なようなので、そこをメインにして周辺を観光することにしました。
尾道は坂の町で、千光寺の海側は寺社と宅地と店舗がごちゃごちゃに混ざる独特の雰囲気。
猫がいたり、小さな公園あったり、著名人の旧居があったり…
上り下りするのは大変ですが、どこも景色が良いので歩き回るのは面白いです。
視野が狭くなるからこそ、歩くほど発見があって楽しい。

尾道の歴史資料館にも行こうとしましたが、閉館中!
また、尾道ラーメン店が11時まで開店せず、その時は10時。
朝早くから開いている飯屋で一足お先の昼食を食べました。

尾道観光が終わってもまだ時間があり、福山観光も考えましたが、今回の旅は「しまなみ海道」の思い出に集中したかったのでパス。
福山も観光してしまうと、今回の思い出の訳が分からなくなってしまう。

徳島への帰りは瀬戸大橋経由で。
観光客は非常に多く、コロナに気をつけて人との接触は極力避けました。

というわけでこれにてしまなみ海道1泊2日のバイクツーリングは終わり。
14年ぶりにやってきて思うことは、感性もまた過ぎ行くものである
あの時と同じ場所にやってきたからって、あの時の感じ方がそのまま復活するわけではない。
あの時、尾道からバスで帰ってきて来島海峡大橋で見た夕陽、涙が出たあの日の自分はそのまま今に復活するわけではない。
過ぎ去っていくのは寂しいことだけど、今感じていることもまた、10年20年後には感じられなくなっているかもしれない。
過去との違いに喪失感を感じるだけでなく、今この瞬間の気持ちは二度と手に入らないものだとして、想い出の宝箱に大切に閉まっておきたい。
過去も自分の人生で、今も自分の人生で、未来も自分の人生である。

11月下旬、美しい空と島々と海峡のしまなみ海道、淡い光を受けながら滑るようにバイクを走らせた。

日記

今は実家暮らしだから生きるための物やシステムは揃っている。
だから安月給でも金を使わないといけないことが少ないからか、貯金比率は高い。
もっぱら娯楽関連くらいにしか金は使わない。

しかし娯楽というものは体力や時間がある時にするものだ。
週休1日で体力仕事だと金を使うような娯楽をしようという気も起きにくい。
時間がもっとあれば、山に行こう→消耗した道具を新調しよう。釣りに行こう→別の釣り方もしたくなって釣り道具を買い足す。
時間が無いと生活を楽にするものに金を使うようになるが、既に実家暮らしだから生活は楽である。

メルカリで5000円以上の物を購入すると2000円還元のキャンペーンを頂いているが、何を買うかずっと迷っている。
このままじゃあ失効する。
次の週末は2連休。せっかくなので1泊したいが、コロナの蔓延で席数減少もあってか満員が多い。
このままじゃあどこも行かずに近場で過ごして金を使わない。

この年になると金を使うのも大変だ。
大人になると先を見通す力が強くなり、得なタイミングで支払ってより金を使わなくなる。
体感人生は折り返し地点に来ている。
これからはいかにして金を使うか、に重きを置こう。

日記

最近、メルカリのキャンペーンで「〇〇円以上の物購入で〇〇ポイント還元」というのをやっている。
今すぐに欲しい物は無いんだけど、あったらいいな~というものを探して何かを買おうとしている。

今年の始めに真冬用のバイクグローブが壊れて捨てたのでグローブが欲しい。
でもバイクグローブは高いのが多いので、中古でも良いから安い品が欲しい。
で、探していたらメルカリでモンベルのグローブがあった。

そこそこ安いので買おうと思ったけど、一応ネットで定価を検索。
すると、モンベルのネットショップでアウトレット品が売ってあった!
新品なのにメルカリの中古品と同じくらいの価格。
色やサイズも豊富。

結局モンベルのアウトレット品で、3本指のトリガーグローブとインナーのメリノウールグローブの2品を購入。
コミコミで5000円くらい。

そして今日届いた。
感想としては、アウターが思ったよりアウターで、フカフカ感は一切ない。
インナーと一緒に使うのが前提か。
仕事に行く時もバイクグローブを装備するが、仕事用の手袋の上に装備すればちょうどいいか。
インナーグローブは可もなく不可も無くで、まあ使いやすい。
こういうトリガーグローブはワークマンとかでも売ってなくてレアなものだが、安く調達出来て良かった。

で、結局メルカリのポイント還元キャンペーンで何を買うか迷うのだった。

日記

15日の日曜日は休日。
7日ぶりだ。

早朝は部屋の掃除と身だしなみを整え、外出して婚活業務の一つを行う。
昼食はうどん。
西川屋というところで食べたが、かんずりぶっかけうどんという生まれて初めて食べるものを選ぶ。
かんずりとは唐辛子の発酵食品のようだ。最初は梅+唐辛子かとも思った。

徳島中央公園に行き、新米庭師の観点で御殿庭園を見てみる。
よくある樹種の、大木が多い。
庭園で植えられるものは大名でも市民でも同じようなものだな。
しかしやはり立派なものばかりだ。特にクロマツ。
また、築山の頂の泉から流れる渓谷を模した流れは美しい。
この落差と広さは個人宅ではなかなか出せないだろうし、他の大名庭園でも少ないものだと思う。
池はもうちょい澄んでいた方が綺麗か。

公園を更に散策するが、メタセコイアとイチョウの紅葉が綺麗なものだ。
メタセコイアの並木はどこか洋風な感じがする。
水辺の風景も良いものだ。
徳島市は水路が多く親水公園も多い。
無電柱化により広くなった青空と水面の風景は、この秋の淡い光と合わさると、ノスタルジックな雰囲気を醸し出す。

帰りには川内のあいあい温泉へ入る。
いつも通り、大浴場→サウナ→水風呂→野外で休憩→サウナ→水風呂→野外で休憩→大浴場の流れで体を整える。
サウナで血管が拡張されると、水風呂の後の野外休憩時でもほとんど寒さを感じないから不思議なものだ。

最後に鳴門スカイラインの四方見展望台まで行って夕暮れを眺める。
いつか死ぬとき、「俺が守った風景だ」と言えるようになりたい。
風景と町を丸ごと抱え込んで生きていきたい。

お金

家計簿

独身実家暮らし、30代の男の家計簿を載せます。

10月はバイトしていた庭師を本格的にやることになった最初の1ヵ月。
秋は個人宅の剪定で忙しく、週6勤務です。
皆、年を越えるまでに綺麗にしておきたいそうで。
でも全部は出来ないよ流石に!

そんな訳で1か月目から忙しい日々です。
ほぼ定時に終わりはしますが工場労働よりもクタクタです。
前職よりも費用対効果は確かに低いかもしれないけど、自分が成長している実感はあります。

収支内訳

収入454,975円
給与収入(手取り)446,221円
資産運用益17円
ネット収入3,522円
雑収入5,215円

支出35,794円
食費1,480円
雑貨費9,724円
車両交通費1,996円
医療費3,900円
保険0円
娯楽費15,293円
通信費3,401円
雑費1,520円

当期純利益419,181円

収入について

締め日の関係で、工場労働の1か月分の給料と庭師の給料1か月分が合算してこの金額となっています。
来月からはもちろん低くなります。

休日が少ないし日々の生活でコストもかかることはほとんど無いので、得られたお金はどうしようかと迷います。
日給月給だから「休みたい!」と強く主張すればそりゃ休めるのですが、そこまでしてやりたいことも無いし。
休日があったら旅行に行くけど、無かったら行かなくても良いかな…と思うし。

支出について

旅行はほとんど行かなかったので支出も少なめ。
特別な支出もほとんど無く、3万円代で収まってしまっています。
この年頃になると節約できたことを誇りに思うのではなく、活動しなかったことに少々の無力感や諦観を感じます。

娯楽費にはomiaiの有料会員代を含めてみました。
でも、1か月目で既に飽きてきてしまっています…。

10月の生活について

週6勤務なので、ほとんど仕事の記憶ばかりです。
貴重な休日でも疲れは少し残っているようで、いつものように登山とかすると非常にだるくなってしまっています。
というわけで最近は1週間or2週間に1回温泉に入るのがマイブーム。
サウナと水風呂の温冷交代浴は体の芯から疲れが取れるような感じがあり、数百円の温泉で2時間ほど時を過ごしています。
わしゃあもう、おっさんや…

庭師の10月はこんな感じで忙しく過ぎていきました。
季節によって仕事内容が変わるので、これからの月はどうなるか分かりません。
どうせなら楽しみながら仕事をしていきたいです。
そして自分の力と成果に誇りを持てるように。

日記

社長からもらった個人用の仕事道具を無くした。
多分、激しく動いた時に腰袋から落ちたのだろう。
あまり大事にしていなかったし無くしそうになったことも幾度もあるが、本当に失くしてしまったら少しショックを受けた。

さて、どうするか。
新たな物が必要だが、どうする。
社長にねだっても良いのだが、何だか言いづらい。
相場を調べると、良いものは6000円、通常3000円、安物で2000円くらい。
別に金が無いわけではないから自分で買っても良いが。

買うのなら何にしようか。
以前と同じのもの(3000円)を買うのが普通だが、個人的には面白みが足りない。
そこで別の、安い物を買ってみる。
ブランドは「千吉 金」で価格は2000円くらい。
鍛造品の剪定ばさみである。
今までの物との違いを楽しめる。

日記

夏目漱石の「こころ」、『精神的に向上心の無い者は馬鹿だ』

宮本常一著作の「私の日本地図 五島列島」を読んでいる。
五島列島は今や日本の果ての一つとも見えるが、かつては対馬と同じように中国や韓国との玄関口でもあった。
行き来が自由だったり目が届きにくかったり海路がメインの時代だったら、かの地は交通量も多くて栄えていただろう。
しかし今は国境が出来て行き来がしにくくなり、その結果日本の果てとなった。

漁業が主な産業で、まあ今でも食うには困らないだろう。
だがやはり果ての感じがあって、才気あふれる若者がそこにとどまるのは「勿体ない」「精神的に向上心が無い」と都会の人間から見れば捉えかねない。
自分の力を試す場所、井の中の蛙にならないようにするには外に出ていかないといけない。

今の日本、もしくは世界が、そのような考えに囚われているようにも思う。
留まることは自分を活かさないこと。
活かさないことは勿体ないこと。
どこかの原始的な部族の中にもGAFAMの創業者くらい才気のある人間がいるかもしれない。
そのような人材には教育してやって、適材適所に配置してやって、人類全体の幸福のために尽力させてやるものだ、と。

しかしそのような考えは一極集中を招く以外他は無い。
端から中央へ人が流れていく一方だ。
かつては土地の広さが人の居住能力や居心地を決めた。
しかし今はそれほど広い土地は必要無い。
中央の人口密度は上がる一方で、地方の人口密度は下がる一方、となるのだろうか。

島に住むご老人たちは、島の風景と気心の知れた仲間と共に暮らすこの状況を、『天国』と称している。
幸福な人生、とは。
その人生を送るための場所、とは。