日記

吾輩は花粉症である。
かれこれ10年以上。
毎年2~4月頃は症状が辛く、常にだるいし点鼻薬が無いと鼻が詰まって睡眠不足となる。
この時期は気温的にちょうど良いが、そんな心地よい外気を恨めし気に睨みながら、室内に籠っている。
1年の4,5分の1も辛い時期を送っていては人生の楽しみも減ってしまう。
花粉症になって良かったことなんて一つも無い。
だから、治療を始めることにした。

現代では舌下免疫療法という、アレルゲン(アレルギーの元)を少量ずつ投与して数か月~数年続けて治す、という方法があるらしい。
家庭で出来るので頻繁に病院に通う必要も無く、保険も適用される、今となっては花粉症治療の基本となっている。

1週間前、近所のアレルギー科に行って血液検査を受けた。
その結果、スギとヒノキのみアレルギー反応を起こすようであった。
使う薬は「シダキュア」。
最初の投与では方法の確認も兼ねて経過を病院内で観察した。
舌下に若干の違和感が残ったが、大きな問題は無さそうだ。
今日から毎日、ずっと投与をすることになる。
1ヵ月に1回病院に行って、経過の観察と薬をもらうことになる。
忘れないようにしなければ。

さて別の話。
ついでに役所に行ってマイナポイントの申し込みをしてきた。
徳島県では上乗せ措置があり、自分は楽天党なので楽天Edyをマイナポイント対象とした。
どれか一つじゃないといけなく、一度適用すると変更は出来ない。
Edyはチャージのみで国のマイナポイント分(20000円で5000円分)がもらえ、徳島県分は利用でもらえる。
徳島県分は10000円で3000円だ。
Edyで高額支払いは滅多に無いが、ガソリンスタンドで使えるところもあるので、2月末までなら10000円くらいは使えるだろう。
Qr決済は色々とキャンペーンしているが、やはり田舎の徳島県民としては、スーパーやガソリンスタンドで使えるかが否かが大きいと思う。
外食もあまりしないタイプだし。

なおマイナポイントの申し込みはわざわざ役所に行かずとも出来るが、カードリーダーが無いし使っているスマホも対象外でマイナポータルにログインできないから、役所に行かざるを得なかった。

日記

先日、商業主義にまみれたグーグル検索で何とか以下のサイトを見つけた。

昔から宗教の中では仏教に興味を抱いていたんだけど、他の宗教よりも哲学寄りなのが好きなんだ。

人生への悩みは人間が将来を見通したり、人間同士で高度な関係を築けるようになったりが出来るようになったことの代償でもある。
だから今も昔も人は同じようなことで悩み続ける。

確かに今と昔は表面上は色々違うから2500年もの前の哲学がそのまま今に適用するのは難しい。
しかし民衆と古代の仏教を繋ぐのが、お坊さんである。
現代を生きるお坊さんは仏の教えだけでなく、現代のことも知っている。
だから、現代の悩みについて分かりやすく回答して欲しいなら、お坊さんに聞くのが手っ取り早いのではなかろうか。
そこら辺にいる人よりも。

今も昔も、人間は同じようなことで悩んでいるんだなあと思うと、少し心が軽くなる。
この苦しみは自分だけじゃない、仲間がいる。
またコロナが落ち着いたら、もっと説法を聞きに行ったりしたい。菩提寺にも行こう。

旅行

2020年8月26,27日の2日間、丸々休みでした。
というわけで、

「西香川で、海水浴と夕日を楽しもう!」をコンセプトに1泊2日のソロツーリング。

行ったところとルートはこちらー↓

高屋神社(稲積神社)

最高気温が36,7度の猛暑日。
熱風を風に受けながら高速道路を走り切り、まず着いたのは高屋神社。

ここは「天空の鳥居」が有名で、車道が近くまで通じているのでツーリングに良い場所でしょう。

尾根の突端に位置しているため、眺望が非常に良い!
神域ですが木々が低く抑えられているので南北に開けており、青空と穏やかな瀬戸内海、父母ヶ浜などの砂浜が美しい…

入場制限なども無いので夜でも来れるでしょう。
夜景を見に来るのも良いかも。

琴弾公園

今までに2度ほど来たことがありますが、せっかくここまで来たんだから、観音寺市のメイン観光地である「琴弾公園」にも寄りました。

寛永通宝の砂絵が有名ですが、今回はのんびりと砂浜や松林を散歩するだけに。
陽射しがきつく気温も高すぎて快適とは言えませんでしたが、やはり風景は美しい。
だだっ広い砂浜は確かに美しいですが、ベンチなどのワンポイントあるともっと情緒あります。

名部戸海水浴場

父母ヶ浜で海水浴しようかと思いましたが、写真撮影のための観光客が非常に多くて場違いだったので、場所を移ることに。

選んだのは、北側の小さな集落の静かな砂浜、「名部戸海水浴場」
綺麗な白砂の中規模の湾です。
遠浅で穏やかで、人も多すぎず、穴場の海水浴場ですね。
海の家が一軒あり、駐車場も広いです。

さて、一人で夕暮れまでキャピキャピと数時間泳ぐのは難しいので、「タープを張って、椅子に座って読書しながら夕日を待とう」としたわけです。
結果、登山用ツェルトをタープ代わりにしようとしたので立てるのに非常に苦労したのに、小さな杭ではすぐにロープが外れて倒れてしまう。
しかしタープなしでは陽射しを遮るものが無く、直射日光を浴びすぎて長時間いられず。
水温は高くて非常に泳ぎやすかったですが、ここで数時間過ごすのは無理だ、として移動。
やっぱり、ビーチではビーチ用の装備が必要ですかね…

いやまあ、海水浴場としては非常に良い場所だったのは確かなんですが。

父母ヶ浜

父母ヶ浜で夕日を撮りたかったのですが、昼間にひとまず寄ってみました。

「日本のウユニ塩湖」ということで最近インスタ映えなのもあって非常に人気が出てきた場所です。
実際どんなものなのか行ってみると、なるほど、つまり非常に遠浅の干潟のような砂浜です。
干潮時にはこの干潟に水たまりが出来、海上の波が伝わらなくなり、鏡のように反射する。
しかし見た感じ、簡単に美しい写真が撮れるとは限らないようで、風とか時間とか潮とかが全て上手く重なる必要があるよう。

最近人気が出てきた場所なので、観光地としての整備が急ピッチで進められているようです。
おしゃれな店が出来て屋台のようなものも来ているけど、無料だから良いけど駐車場などは仮設っぽい感じ。
周辺の、昔からある店は観光地らしさは無くて地元感のあるものばかり。

この少子高齢化、若者の旅行離れの時代に、久しぶりに「新たな観光地」が生まれつつある雰囲気を感じました。

夕暮れまでは3,4時間もあったので父母ヶ浜でのんびり過ごそう…かと思いましたが、無料の日陰のベンチが非常に少なかったので、場所を移しました。
山の上の方に良い感じの休憩所があったので、持ってきた本を読んでのんびりと時を過ごしましたよ。

…午後6時、さてそろそろ行くか。
そして父母ヶ浜に着くと、夕暮れを見に来た県外の若者が!
「ここは本当に四国か!?」と驚くレベルの若者比率です。
おじさん(30代)は場違いでは…とちょっと肩身狭い。

この時父母ヶ浜は満潮で、普通の砂浜になっていました。
波も立っていて、インスタ映えする写真は全く撮れそうにありません。
それでも若者は多く、しかたないので砂浜と夕暮れの風景を楽しんでいたようです。

しかしちと落ち着かないので、夕暮れくらいは静かに過ごしたい。
バイクで東奔西走して自分なりの夕暮れを探す。
父母ヶ浜の北側、老人ホームの近くの防波堤辺りは静かで良かったです。
真夏の花、夾竹桃が咲き誇り、日は落ちる…

気温は下がり、今日も終わる。

この日のホテル、Gotoキャンペーンで安くなった「善通寺グランドホテル」に行って宿泊。
普通のビジネスホテルですが、久しぶりなので新鮮です。
晩御飯は併設の和食料理店で、鯛の釜めし御膳。
ホテル宿泊時にもらった券で、生中が無料になったのでもちろん飲みましたよ。

暑ければ暑いほど良くなるのは、水遊びで体が冷えにくくなることと、ビールが美味いことくらいだ!

善通寺(2日目)

いつも通り、朝7時頃に起床。
窓からは朝日が輝いていましたが、開けると熱気が…

今日も暑くなりそうです。

善通寺市のメイン観光地、「善通寺」を観光。
昔、四国遍路で参ったことがありますが、ただの観光で来るのは初めて。
のんびりやりましょう。

…のんびりと境内を見回りたかったのですが、朝8時なのに暑い!暑すぎる!
この時刻なのに、日陰じゃないと辛い…。

真っ暗な戒壇巡りもやりました。
平日のあさイチなので一人でやれましたよ。
他の観光客がいると歩いている時に密になったり接触したりしてしまいますからね。
それに一人のほうが、宗教的な心に集中できる。

やはり善通寺は美しいものでした。

丸亀城

丸亀市のメイン観光地、丸亀城を観光。
実は今まで一回も来たこと無かったの!

丸亀城は地方の城の割に石垣が非常に大きく、そして美しいのが特徴。

猛暑なのでちょっと歩いただけで汗が噴き出る。
水飲み場でガソリンを補給するかの如く水分を取りながら行動しました。
水分を引き換えに、行動する。

頂上にある天守閣は3階建てですが、コンパクト。
他の城と比較して、中は特にこれと言ったものは無いですが、風が吹き通って涼しかった…
お殿様たちは夏の避暑としてもこの天守閣を使っていたのだろうか。
北には美しい瀬戸内海が広がり、かつてはここを帆船が行き交っていたんだろうな…

なお丸亀城は2018年に石垣が大きく崩れたようで、今でも修理しています。
画像認識技術を使って全ての石を元通りに組んでいくのは、凄い。

この後城内の丸亀市の歴史資料館にも寄りました。
やはり城と、うちわが有名。

うたづ海ホタル・瀬戸大橋記念館

このまま西香川の海沿いの観光地を制覇していこう!

「うたづ海ホタル」は最近四国水族館も出来た、道の駅。
道の駅というより海浜公園で、保存された塩田と綺麗な公園が見どころですね。
もう少し気温が低かったらこういうところでぼへーっと海を見るのにね。

「瀬戸大橋記念館」は名の通り瀬戸大橋にちなむものを保存したり、特異な建築方法の紹介について。
この辺の超大規模構造物って、今までにやったことのないような技術がふんだんに使われて、さながら実験場でもあるような高度な試行がされているのが、驚愕するところですよ。
よくまあ、こんなことを思いついて、事故無く達成できるように具体的な計画を立てて、実践したものだ。

地上部の大きさだけでなく、水面下の構造物と、苦労も知れる記念館です。
池と滝や噴水も、涼やかです。

塩業資料館・瀬戸内海歴史民俗資料館

五色台から

坂出・宇多津一帯はかつては広大な塩田が広がっており、坂出には「塩業資料館」があります。
資料館好きなので、そりゃ寄る。
塩田で使われていた道具が展示され、古代から現代までの日本の塩づくりの歴史が学べます。
塩タブレットももらえました。

ドライブコースで人気の五色台には大きな「瀬戸内海歴史民俗資料館」があり。
塩飽諸島の民俗資料はそれぞれの島にあるのではなく、ここに集められているようですね。
漁師たちの船や漁具、日々の生活に使った物たち、展示は非常に多いし広いです。
しかしそれでも、入館料は無料!これは凄い!
凄いけど、この日は暑く、ゆっくりと見えなかったのがちょっと悔しい…

終わりに

やっぱり、観光は、もう少し涼しい方が良いですね…
せめて最高気温が30℃以下、出来れば25℃前後の春や秋。

でも暑いと海水浴が心地いいんですよねえ。
汗をダラダラかいてから海の水で流して冷やす!

西香川も大分観光したものだなあ。
東香川も結構行ったし、あとは塩飽諸島とかかなあ。
もう少し涼しくなった秋、民宿に泊まりながら釣りでもしたいものです。

日記

とあるポイントサイトに、

「コード:ドラゴンブラッドをダウンロードし、14日以内に魅力値4500ポイント以上達成で、800円相当のポイントもらえる」

という案件があったのでやってみた。
以前同じような案件でCrystalborneというものに挑戦したが諦めてしまった。
面白くなくて苦痛な割に、達成点までは遠くて。
あれは韓国製だったか。

以前の反省点を踏まえて、達成までの期間が短いであろう案件のみを選ぶことにした。
このドラゴンブラッドなら、案件紹介文によれば「2~3日で達成できる」とのことだった。

ひとまず、ゲームの感想。

非常に容量が大きい。
スマホゲームなのに完全3Dで、グラフィックに拘っているのもあって、容量は非常に食う。
もしかしたら機種にもよるかもしれないが、自分はP20 liteで7,8GBくらい取られた。
他のアプリもあるので、容量はかなりギリギリ。
画像や音楽は全てmicroSDカードに保存しているが、それでも。

容量が大きいということは負荷も大きく、電池の消費が激しく、スマホ本体が激熱になる。
1時間もプレイすればスマホカバー無しでは持てないくらい熱くなり、「これ、電池の寿命減ってんじゃ?」と考えるほど。

中国の大手ゲームメーカー、テンセントが作っているだけあって、日本語でもフルボイスでグラフィックなども非常に金がかかっている。
しかし、日本語の言葉遣いも、世界観も、文脈も、グラフィックも、全てが不気味の谷だ。
同じ人間が作ったとは思えず、もしかして全てAIが作ったんじゃないのか?というくらいの違和感バリバリ。

ストーリーはほとんど全て理解できず、音声付きの日本語で喋っているのに「は?」の連続である。
声優さんたちは脚本に違和感を感じなかったのだろうか。
おそらく日本語を勉強した中国人が脚本を書いているのだろうが、そのシーンでその言葉は使わないだろうと思うこと多数。
訳が変だとストーリーの理解の妨げになる。
前回やったCrystalborneしかり。

基本的にゲームシステムはスマホゲームにありがちなものだが、やれることは非常に多い。多すぎる。
ストーリーと全く関係しないことばかりで、「とりあえずスマホゲームやネトゲで取り入れられている育成システム詰め込みましたよ」感がある。
おかげで育成システムや育成アイテムが非常に多く、初心者にとっては煩雑すぎるし、その管理も面倒くさすぎる。
おかげで何が何やら分からなくなる。
もう少し育成ポイントなどの種類を抑えることは出来なかったのか。

では魅力値4500を目指した過程について。
結局達成できなかったけど。

ドラゴンブラッドでは様々なステータスの中に、「魅力値」というものがある。
これは衣装やそのカラーを開放していけば、それぞれに応じて魅力値が上がり、その累計ポイントが魅力値となる。
これが4500以上になると、ポイントサイトでは案件達成となる。

衣装はその他メニュー(右側)の中の「タンス」から、入手済みのものから未入手のものまで確認できる。
未入手のものをタップするとその入手条件も確認出来る。
…のだが、メインストーリーだけで得られる衣装は限られており、何も考えずにプレイしていると1000くらいで頭打ちになる。

というわけで、4500以上にしたいなら、主にイベントをこなすことになる。
イベントは様々あるが、未達成の自分としては、どれが一番効率良いのかは分からなかった…
イベントで得られるポイントで衣装なども交換できるようだが、毎日こなしても全然溜まっていかない。
そうこうしていると期限の14日が来てしまったのである。

「2,3日で達成できる」というのは、おそらくプレイが非常に上手くて、1回あたりのプレイ時間も多い人に限るだろう。
結局自分は10日ほどの寝る前の余暇を費やしただけで、何も得られなかった。
ゲーム自体も、非常に面白くなかった。
もっと先駆者、達成した人の口コミや攻略を見てから、始めるべきだったな。
また、中国製・韓国製のスマホゲームは、外れが多い。

日記

工場派遣労働は半年たったので、10日の有給が付与された。
と言えども、すぐに辞めるのに10日使うのも何だか取りづらい気もするので、2日だけ取ることにした。
その2日取れば何だかんだでほぼ7連休となる。
ちょうど仕事も暇な時期だし、良いだろう。
というか皆、暇な時期くらい有給取れよ。

さて、どこに行こうか。
当初は北海道でも行こうかと思ったが、出来れば2週間クラスの休暇で行きたいものだ。
では日本アルプスなどの縦走。公共交通機関に乗っていくことになるので、第二波コロナが怖い。
離島、夏は暑い。夏以外に行ってゆっくり散策したい。

というわけで、キャンプツーリングに行くことにした。
キャンプツーリングなら密にならないし日程も自由に組める。
9月上旬に行くことになるから、少し標高高めのところが良いか。
となると、甲信越地方。ここなら日帰り登山もしやすい、キャンプでも涼しい。

12年前から300名山登りきろうと頑張っているが、最近はペースが非常に遅い。
死ぬまでに登り切れるだろうか。
しかし人生かけて登りきっても、ただ他人の敷いたレールを通っただけだ。
自分でレールを敷こうとするなら、その1本のレールを敷くくらいで人生が終わる。
多くを楽しむ代わりに独自性が無い、少ないことしかできないが自分にしかできないことをする。
人生とは、そういうものである。

日記

最近はゲームのレベル上げをしながら、別のモニターでアニメを見ている。
1週間前はボトムズだったが、今はおへんろ。を見ている。

アニメと呼んでもいいのか分からない構成だが、ただの紀行番組よりかはアニメ調で見やすい。
アニメの創作感と実写の現実感のバランスが、非常に好きだ。

8年前に歩き遍路したことがあり、大きな感銘を受けたしその後の人生観も変わった気がする。
あまり宗教的な目的で始めたのではなく、とりあえずいい感じの課題、目的がはっきりした何かを達成したかっただけだ。
このおへんろ。も、宗教的なものはいくらか出るが本筋ではなく、旅がメインとなる。
「何か始めよう」という気楽さで始め、それが本物の想いになっていくような。

全体的な雰囲気も構成も、非常にゆるい。
このゆるさが30代のしなびた男にスーッと効いて…良いっす。
あ~、また行きてえなあ。

日記

ポイントサイトにドラゴンブラッドというゲームで、魅力値を4500以上にすると数百円相当のポイントがもらえるようになっていた。
2,3日程度で達成できるようなので、プレイしてみる。

中国産ファンタジー系アクションRPG、といったところか。
日本語の音声も収録してあり全て日本語訳されているから、言語的な意味で理解できない箇所は無い。
中国大手のゲームだけあって、その資金力がうかがい知れる。

ただ何だか、日本の選定が怪しいんだよなあ。
声優も違和感を感じなかったんだろうか。
確かに意味は合っている。しかし現代日本ではそこでその言葉を普通は使わない。

ストーリーも何だかもやもやするところはある。
ストーリー軽視の日本のソシャゲでもそういうところはあるが、しかし非常に奇妙な論理構成や話の流れに見える。
洋画とかではこういう齟齬は無いのに。
中国だからこうなのか、ゲームだからそうなのか。

デザインも違和感を覚えるものだ。
日本のファンタジー系っぽく、なよなよした青少年がかっこよく戦う感じ。
序盤に日本を舞台にしたステージがあるが、衣装が極彩色で滋味は一切ない。
色々と濃いというか、胃もたれする。

育成システムは色々ありすぎて把握しきるのが難しい。
何も考えずプレイすると2,3日で魅力値4500は難しいだろう。
調べてみると、メインストーリーよりイベントをこなしたほうが良いらしい。

旅行

2020年8月16,17日にかけて、徳島県の祖谷へ1泊2日の旅行をしてきました。
「三好市独自の宿泊助成金が出ているのでそれを使おう!」と思ったらその日は対象外で、使えず。
でも結局楽天トラベル上で、国のGotoトラベルと割引クーポンで半額くらいになってくれました。

約5年ぶりの久しぶりな民宿旅行となったので、宿泊自体が新鮮でしたね。
今回泊まらせてもらったのは、かずら橋近くの「祖谷の里 民宿お山荘」さんでした。

最高気温は38℃前後。
バイクで行ったので、下界の道を通っている間はドライヤーを当てられ続けているようなものでした…

平家屋敷

「あ~!暑い暑い暑い!」

と一人で愚痴を言いながら池田のICを降りる。

池田の道路脇の気温計を見たら、何と40℃!
輻射熱でちゃんとした温度が測れてないからニュースにはなってないものの、バイクなどではそのくらいの熱を受けていることでしょう。

外が暑すぎて、「人間の身体って冷たくて気持ちいい…」と感じてしまったほど!

さて、大歩危・小歩危辺りではようやく気温が下がって(34℃)走りやすくなりました。
西祖谷へ向かう県道45号線に入り、祖谷観光開始。

まず行ったのは、古民家と古民具が保存された「平家屋敷」
辺鄙で急傾斜で、当たり前ですが車道なんて無かったこの場所に、屋敷を構えた平家の落人たち…
開拓者としても、山中の生活者としても、隠れ潜む過去を持つ彼らの一端を感じることが出来る場所でした。
単なる『古民家』として見るだけでなく、この場の周辺や地形も感じたほうが入れ込みやすいでしょうね。

中には囲炉裏があり、煤で梁や天井は黒くなり、煙の臭いもします。
この臭いや光が昔の人が常々感じていたものか。

かずら橋

次は祖谷で定番の観光スポット、『かずら橋』
ここを来ずして祖谷観光とは言えません。

今までに何回も来ましたが、やはり観光客は多いですね。
落ちたら死にそうなくらいの高さで、スカスカの足場。
人が落ちることはまあ無いでしょうが、油断してたら物を落として紛失してしまうくらいはよくありそう。
渡っている途中では子女の声が多く聞こえ、おじさん一人で渡るのに比べれば、「この橋は怖いもんなんだな」という実感が湧いて良かったです。
どうも自分は、こういうのに恐怖感を持てなくて、ひょいひょい歩いちゃう。

橋の周辺には売店も多くあるので、せっかくだからヤマメの塩焼きを買って、琵琶の滝で涼むこととしました。
山中と言えど昼間は暑いものですが、この滝の周辺だけは非常に涼しかったです。
焦熱地獄をバイクで走っていたので、いや本当に、癒されました。

祖谷の里 民宿お山荘

今日のお宿はこの、「民宿お山荘」!
かずら橋のすぐ近くにありますが、奥まった場所なので観光客はおらず静かです。

民宿ですが、旅行サイトで予約が出来るので泊まりやすい宿です。
プランは、本館と別館、食事メニューで分かれています。
自分は「別館」の「里山料理」としました。

到着時は15時30分頃。
まだまだ暑いし、夜勤明けで1,2時間しか寝てないので、まずはクーラーを効かせた部屋でお昼寝。

夕方17時頃、ちょっと外に出てみると、涼しい!
実家ならこの時間でもまだまだFuckin’ HOT!!なのに。
クーラー無しでも快適にいられるなんて、時期が時期だけにちょっと感動。

宿前の駐車場や窓からは周辺を見渡せますが、見方によっては本当に凄いところだよなあと、感じます。
現代技術のおかげでこの山中にも車道は通じているし、何ならもっと山奥に大きな近代的なホテルを建てることだって出来ます。
しかし車や車道なんて一切無く、ほぼ全ての荷物が人の背と足で運ばれた時代のことを顧みれば、
「よくもまあ、こんな山中に集落を作ったな…」
と、しみじみと感じることが出来るでしょう。

現代技術のおかげでこの民宿お山荘も辺鄙な場所にはりますが、エアコンやテレビもあり、インターネット回線もあるので、里とそれほど変わらない清潔で豊かな生活が送れます。

風呂は、風呂小屋が独立して位置してます。
露天などはないこじんまりとした民宿らしいものですが、最近建てたものなのか非常に綺麗に感じました。
浴槽は1人用なので、他のお客さんがいない時に入ったほうが良いでしょう。
今日は暑熱のおかげで全身に汗をかいていたので、風呂が気持ち良かったです…!

そして、風呂上りに野外で涼むその清らかさと言ったら!
なぜか蚊がほとんどおらず、快適に夕涼みが出来ました。

+祖谷蕎麦

晩御飯は地元産っぽい山の幸ばかり。
分かってらっしゃる。
こういう地味だけどその土地の文化が知れるような料理が、一番良いですね。

どうせクーポンのおかげで宿泊費安くなってるんだから、ということで日本酒(熱燗)を頼んでちょっとした贅沢。
日本酒と漬物ってええわ…

日が沈んでかなり涼しくなっていたので、クーラーは消して換気扇回すだけでもかなり快適でした。
下界が暑すぎなだけに、クーラー無しで寝られるだなんて、それだけでちょっと感動です。
やっぱり夏は山で寝るのが最高です。

テレビをグダグダ見て、早めに就寝。

次の日、朝食を食べ、部屋を片付け、出発!

落合集落

2日目も祖谷観光。

ですが、最初に行きたかった東祖谷歴史民俗資料館の開館時間が、通常は8時30分からなのに、コロナのご時世だからか10時から…
待つのも面倒なので、通り過ぎました。
でも、民俗資料館、好きだから行きたかったけどね。
まあまた来れるか。

祖谷の山里の風景を堪能できる、「落合集落」ももちろん行きました。
まあ集落内部に行くとその様子が分かりづらいので、行ったのは対岸の展望所ですが。

祖谷などの徳島の山村って、川沿いの大通りからは建物がほとんど見えないから非常に寂しい場所のように感じます。
しかし、山に登って集落のある中腹から望めば他の集落の存在を確かめることが出来、空も広いから別天地のような、楽園のような雰囲気がありますね。

車が基本交通手段となった現代では、国道や県道沿いに住む方が快適でしょう。
しかしそのような道が無かった、基本は自給自足だった昔において、緩傾斜で豊かな水を手に入れやすい山腹のほうが、よっぽど住み易かったのでしょうね。

名頃のかかしの里

祖谷の中でも最奥部の、標高900mの集落「名頃」

ここにはとある村民がかかしを何百体も作り続けており、集落のあちらこちらにそのかかしが。
まるで人が消えてかかしになったような…
そんな雰囲気を感じてしまうとちょっと怖いですw

地形的には祖谷川の水量も減って洪水も少なそうな川沿いの開けた集落なのですが、何分標高が高い!
ここまで来ると気温が低くて作物も育ちにくくなりそうに思います。
だからか、下流の方はもっと急傾斜でも民家がありますが、この辺りでは緩傾斜でも少ないです。

この名頃も過疎化でいつかは無くなる集落かもしれない…
そんな消えゆく集落の記憶を受け継ぐかのように、かかしが作られる。
観光客による勝手な邪推ですが、そう思っちゃうのよ。

で、剣山の見ノ越を過ぎて、木屋平を過ぎて、神山を通って帰宅。
祖谷に来た時同様、「あづい~」と言いながらバイクを走らせました…

何だか今回の旅行は、

「超高気温下でバイクで走るとはどんなものか?」
を、感じるという意味では有意義でした。

ありていに言えば、走っても気持ちよくない真夏の苦行旅行、みたいな。
やっぱり最高気温35℃超えたら、走るほど暑くなるね…

日記

直射日光がカンカンと照りつけるコンクリート製のベランダ、ふと、

「ここに生卵を置いたら、ゆで卵になるんじゃないか?」

と思って12時ごろにベランダのど真ん中に置いてみた。

昼寝を終えた18時、回収して割ってみると、、

普通の生卵だった…

流石にゆで卵になるほど高温にはならないのか。
しかし砂漠の石で肉を焼く、なんてシーンがあるから出来るのではないかと思ったのだ。

もしかしたら鉄板の上に卵を割っていたら、固まっていたのではないか?
いっそのことソーラーオーブンでも作って、パンでも焼くか?

そんな、暑さに頭をやられた真夏。

日記

今している工場派遣の仕事だが、入社日は今年の2月12日。
ということは、遂に半年経ったという訳だ。

今までの人生で何回か工場で働いたことがあるが、どれも半年ほどの季節工。
その間寮暮らしだったから当地での観光や雰囲気に対して思い出があり、どこも感慨深いものだった。

しかし今の、実家で暮らしながらの工場労働については、今のところ感慨はほぼ無い。
あまり「仕事をこなしている」感が無くて面白みが無いし、生活にメリハリや新鮮味が無いからか。
全く知らない場所で期間を決めて働き、生活するのはなかなか発見が多いし、その「一時的さ」が今の時間を大切にしようとしていた。
この故郷で一生を終えようと思っているから、そのような一時的さが無く、ダラダラと生きている。

この半年、僕は何をしただろう。