日記

この1年ほど、特別にやりたいことも無くなった。何度も日記に書いているけれど。
だが思い返せば、それほどやりたいことも無かったのではないか。自分の人生において。

中学や高校とかも、将来の夢のために勉強していたわけでもなく、ただ暇だったから勉強していた。
目の前のことをやっていれば、無根拠に、何かしら報われるのかと思って。

そして今もそうだ。
大きな不平不満を言わずに仕事をしているし、資格を取得しようとしている。
もしかしたら他人から見れば熱心に見える側面もあるかもしれない。
しかし実態は違う。
やりたいこともやるべきことも無く、目の前に何かしらがあるからとりあえずの目標を設定して、何も考えずに行動しているだけだ。
金が欲しいわけでもないのに仕事をし、将来の為でも無いのに貯金や投資をしている。

一般的な大人ってのは、こんなものか。
幼い頃はどうして大人たちは苦しくてつまらない日常を送り続けているのかと疑問だったが、今は分かる。
情動が無いからだ。無くしたからだ。目減りしたからだ。

日記

今年は当たり年か、道行く街並み、たわわに柿が実る。
日本の最も日常に溶け込んでいる果物と言えば、自分は柿だと思う。
めちゃくちゃ美味しいというわけではないが、青空と落葉したカキノキと柿の風景は好きだ。
そしてその情景を思い浮かべながら食べる柿は、美味い。

特に緑茶と干柿のコンビはかなり好きだ。
干柿の自然な甘みと食感は、歴史上の偉人達も同じように食べていたのかと思うと、感慨も深くなる。

職場にも渋柿があり、最近はもらって帰っている。
もう少し時期が進んだ晩秋なら吊るし柿でも綺麗に干せるだろうが、冷え切ってない時に収穫したものはカットすると良い。
皮を剥いて、4つ割り6つ割りくらいにして、干し網で干すだけだ。
吊るし柿よりも作るのは簡単だ。
しかし内側の半生部分の割合は少なくなり、外側のカチカチの部分が多くなるのが少し欠点だ。

他には塩漬けでも渋を抜ける。
生の食感を残せるが、やはり塩味が加わるのが少し欠点。

日記

2日は休日。
1日は仕事だったから、7連勤もやった。雨とか休日出勤とかが重なるとこうなる。

休日はバイクのオイル・フィルター交換をした。
オイルはAmazonで安かったカストロールの10W-40。
NC750に合うフィルターセット(オイルとDCT)も安かったのでそれを購入。
フィルターレンチがなかなか見つからず、道具の整理もしてたら結局午前丸々使うことになった。

午後はメルカリの荷物発送と、給料の入金と、図書館での本返却と貸出と、役所で保険関係の手続きと、病院で花粉症対策の薬をもらい、温泉に入って帰宅。
やることが多くて忘れ物を取りに帰ったことも。
温泉ではいつも通りサウナに入り、疲れを癒す。
そう言えば東大寺建築の時、重源上人が労働者の疲れを癒すべく岩風呂を作っていたな。
やはり疲労を無くすには、風呂!

帰宅後はもらった花梨で花梨酒を漬け込んでみる。
花梨を4つ割りか6つ割りにして、瓶に入れてホワイトリカーを浸かるまで、氷砂糖もいくらか。

まあ結局は溜まっていたものを消化しただけなんだが、雨の日の割には色々やった休日だった。
この先、雨の日しか休日無かったら、旅行いけないのでは…?