2021.04.10 初めての精神科、晴れの休日だが存分に悩む
何だかもう結論出ちゃった気がしたが、予約したのでとりあえず精神科に行ってみることにした。
3,4週間ほど憂鬱感などが続く、最近手の震え・集中力の低下・休日に趣味の意欲減退が起こっている、と話す。
医者が言うには「2週間以上続くってことで鬱状態、自律神経の失調などでしょうねえ」と、想定通りの回答。
しかし久しぶりの晴れの休日の土曜日であり、話していたら今は重度の鬱病ではないように自分でも感じてきた。
鬱病になりたくてなっている、気すらしてくる。
一応お薬は出された。
パロキセチン10mg、レキソタン2mg。軽めのものだ。
薬をもらうほどでは無いとか思ったが、「まあそりゃ長々と話聞くだけでは儲からないだろう」と考えて、受け取ることにした。
帰宅後、ゆっくりとやる気について考える。
本などでも読んだ通り、自分の素直な気持ちが大事だ。
「べきだ論」は鬱を引き起こすだけだ。
初めは何がしたかったっけ。
親が望んでいそうだった、バイトで行ってたら気分転換になった、たまに身体を動かして金も得られるのが合理的に思えた、働きぶりが褒められた。
当時やっていた工場の仕事にやりがいや使命感を感じられなかった、案外毎日他人との日常的な折衝があって気を使っていた、交代制勤務で不規則な生活だった、仕事にもう少し裁量性が欲しかった、やる気を出しても出さなくても変わらなかった、同僚はソシャゲやパチンコの話が多くて興味を持てなかった、ただ時を過ごして金をもらうだけという虚無感があった。
家族問題とか血の通ったものがあったら執着が強くなって嫌な時でも続けるモチベーションにもなるだろうと思った、資格とか取っていけば好きになるだろうと思った、燃え尽きないようにゆっくりやろうと思った、その分野のことは学生の頃から専門の範囲内だった、同僚がアウトドア派が多くて話が合うと思った、勉強しようと思ったらいくらでも出来て仕事に応用が出来ると思った、やりがいを多く感じられると思った。
しかし週6やっていると最初は新鮮さで乗り切れたがすぐに惰性になっていった、自分の性格は技術者に向いているようだが共同作業は不得意だ、自分の裁量で出来る箇所もいくらかはあるが細々と言われるところもあって少しずつストレスが溜まっていった、休みでも勉強しないといけない義務感が逆にうんざりさせてやる気を失わせた、元々職人になりたいとまでは強くは思っていなかった、大企業の福利厚生に比べればやはり低い、気兼ねなく休める日がもっと欲しい、職人になって独り立ちしたいとも別の会社に行きたいとも思えない、公共地の管理などにやりがいや使命感を感じたがだんだんと不感症になっていった、休みの日に施工後の場所にやってきても義務感しか感じられなくなっていた、この先ずっとと思うと別の仕事でも同じだったがうんざりした、どうせ興味の無い本業ならばもっと合理的に金や福利厚生を追求しようと思った、人生の楽しみは余暇の時間で、楽しい仕事がしたいなら休みに副業すれば良い。
過去の日記を読み直す。
工場については遠慮なくグチグチと書いてあるが、今の仕事についてはあまり書いてない。
「やる気が出ない、抑うつ状態だ、イライラとしてしまった」とかは書いているが。
遠慮なく悪く言える相手と、言ってはいけないように感じる相手と、付き合いやすいのはどっちだろう。
もしかしたら遠慮なく悪く言えるくらいの距離のほうが、良いのか?
昔から「この先ずっと…」と思うと絶望的になるから、自分は飽き性だと思った。
しかし、毎日違う現場・作業の仕事は疲れるようだ。
現場毎・時間毎に何をするべきか、誰が何を担当するか、自分が何をするかを常に考えないといけないから、非常に疲れる。
多分、自分はADHDよりもASD傾向のほうが強い。
他人とは目線を合わせないし。(常人は目が合わないと不快、目が合うと快らしい!びっくり!)
ASDはコミュニケーション能力が弱くて、他人の指示を聞いてすぐに理解したりすることが出来ない、曖昧なことが分からない。
関心のある分野に強いから技術者には向いているが、共同作業は不得意だ。
論理的思考、定型業務に強いから工場労働も向いている。
白か黒か、0か100かの判断をしがちで完璧主義者。転職も多い。
こうやって、職場の改善とか休職とかを考慮に入れずに退職しようとするのもそうなんだろうか。