2021.05.13 直観型(形而上)と感覚型(形而下)

2021年5月13日

自分はMBTIでいうところの直感型(N)である、らしい。
でも趣味は登山とかツーリングとか、感覚的なことも好きなのだ。
読書とかもそりゃするけどさ。
だからそういう直感型とか感覚型とか知らなかった学生時代は、自分は感覚的なことが好き、現場作業的なことのほうが好きだと思っていた。
卒業研究だって、先行研究を調べたりするより遥かに研究作業のほうが好きだった。
早く研究作業をしたくって研究テーマを決める時はむしろ鬱になりそうなほどだった。

卒業後は現場作業に憧れを持っていた。
「就社」よりも「手に職」を、と。
団体職員だったが出来るだけ現場に行くようにしたし現場作業員に敬意を持っていた。

だけど学生時代を終えて7年、現場作業に憧れて今やっているが、違う気がする。
気持ちいい景色も匂いも心地よいレベルの疲労もあるが、「これで人生を終えるのか」という不安がある。
感覚型には動物的な美しさがあるが、人間的な理性的な美しさはなかなか感じ取れない。
自分を客観視すればそれを感じとれるが、しかし実際に働いている時はもちろん主観的で、狭い世界を生きている気分がある。
発展性が無い、未来が見えてしまう。
見えた未来をそのまま体験するのは、自分にとっては死に近いように思える。

自分は見えないものを見るタイプだ。
他人からは未来予知が出来るように見えるだろうが、今現在を認識しにくい不利もある。
それぞれ得手不得手があって、学校のお勉強さえできれば全てが上手く出来るわけでもない。
普通科の勉強は非現実的だから、直感型はすんなり受け入れられるが感覚型は受け入れがたい。
学校の成績なんて、頭の良しあしより性格の違いを表す度合いのほうが大きいんじゃないか。

日記,心理

Posted by YU