2021.04.04 雨の休日。「やりたいこと」の20代、「特性」の30代?
4日は雨の休日。
周期的に雨が来るおかげで3週連続の雨の休日だ。
休日に気晴らししていたおかげで騙し騙ししていたが、抑圧もそろそろ限界というか。
雨だから、図書館や自室で今までの自分の仕事の遍歴を思い返していく。
バイトくらいなら色々な仕事が出来るけど、一生やろうと出来る仕事って僕にとってはごくわずかなんじゃないだろうか。
定型発達者なら従属意識が強いから、一度就いたらその役割に躊躇なくのめり込んでいけるのかもしれない?
自分は従属意識が弱いから、一生やろうとすると嫌なところが目に付いて「根本的に性格に合う仕事じゃない」と思ってしまうのだろうか。
10代、20代の頃はごく普通の世間一般のイメージ通りに、「やりたいこと」を仕事にするべきだとしていた。
だけど、やり続けていれば興味はしぼんでいく。
最初は新鮮さの魔力に憑りつかれてやっていけるが、それが無くなったら、自分の協調性の少なさとかで非常に生きづらくなる。
だから、たった一人で生きてたった一人で出来る仕事をしようとした。
でもそれも、ちと孤独過ぎたし興味がしぼめば生きる手段としての効率の悪さが目に付いた。
実家に帰ってきて始めた工場も、まあ辞めちゃったんだけど、嫌だった理由は虚無感だけじゃなかった気がする。
自分は毎日毎日、日常的に他人との折衝がある業務が苦手だ。
頑張れば低レベルだけど出来なくはない。
だけどずっとそれが続くのかと思ったり、やり続けていくのは、疲れる。
ライン作業のようなものはつまらないが精神的には安定していた。
自分の今までの人生を鑑みると、日常は一人で黙々と働ける定型業務、たまに非定型業務をする、ってのが特性に合っていると思う。
自分のようなASDには続けていける仕事の範囲が非常に狭い。
でも見つけたら、自己肯定感も高まって収入も上がって、それなりに幸せに生きていけるんじゃないだろうか。
30代の仕事探しは今までやってきた経験が重視されるが、それは定型発達者の話で、他の発達障害は特性に注目したほうが良いんじゃないか。