2022.08.14 花火見に行ったり阿波おどり見たりする夏の日々
昔から祭りの類はそこまで興味無かったけど、気軽に非日常のイベントを味わおうとして、見に行くくらいはするようになった。
もちろん1人で。
子供の頃は花火の衝撃ですぐにお腹が痛くなっていたけど、身体が大きくなったからか脂肪が溜まったのかは知らんが耐えられるようになった。
むしろこの衝撃が、自分が現地にいること、ライブ感ってやつ?を感じさせてくれる。
テレビなんかじゃあ表現できないものね。
花火大会は地方のものだったけど、この地域にこれだけの若者がいたのか、って驚くくらい若者たちも来ていた。
おじさん、若い子たちのエネルギッシュなところを見ていたらこっちも滾ってきちゃうよ!
徳島市の阿波踊りを見に行ったのは実は今年が初めてで、いつも人混みがひどくて敬遠していた。
でも今回はコロナで3年ぶり、規模縮小というわけで行ってみることにした。
単に他にやることがなかっただけ、ってのもあるんだけど。
徳島県最大のイベント、というわけで県内全体で演出している雰囲気が確かにあって、汽車で徳島駅へ向かう途中でもアナウンスは阿波踊り仕様だし、浴衣姿の人々も多く見かけた。
徳島駅なんてまさに阿波踊りで一色だ。
駅から会場は近く、その途上にも露天は多い。
少し早めに着いたのでついでにアミコで紀伊国屋書店でフラフラ物色。
阿波踊りは基本的に有料演舞場と無料演舞場があるんだけど、特に予約も何もしていないし拘りも無いので、最初は両国橋の無料演舞場へ。
ああ、このライブ感、というよりフローってやつ?演者が演じ、観客がそれに共感して、何だか一種の儀式のような恍惚感。
これが祭りってやつなのか。今更それを肌で感じて気づいた気がする。
つまりこれは、「酔い」である。祭りとは、共感を利用した酩酊状態へ至る場だ。
とは言え共感力が死んでいる陰キャの自分は、始まって2時間で疲労感が出てきた。
演舞が完全に終わる前に帰途に着いた。