2022.05.23 INTJさんとお話してみよう
「はい始まりました。会話の練習。
……いやあのさあ、昨日の日記に『小説を書きたい』だなんて抜かしておいて、既にもう会話の練習になっているじゃないか。
でも他人の気持ちも分かりたいし小説という完成品も得たいだなんておこがましすぎる。
そういうわけでまずは会話の練習ということで、テーマに沿って脳内会話をしてみよう。
……結局脳内会話なのかよ、ってまあそうなのだ。
第一弾は、自分の16 typeで診断された結果である、INTJさんです」
INTJ「はい、ご紹介に預かりました。INTJです。詳しくは16personalitiesのINTJのページを見てくれたまえ。
それによると、皮肉家で計画的で野心的で完璧主義的なようだが、そういう設定で話せば良いんだな?」
「はい、そういうのでお願いします」
INTJ「何だか私から見たら君の言動は大変フワフワしているように見える。もっとちゃんとしろ、って言いたい」
「いきなりキツイ言葉を浴びせていただいてありがとうございます。まさにINTJのような感じです。
ちなみに自分はINTは高めだけどJの部分は結構微妙な値で、少しPに近くもあります。
ゴリゴリのINTJさんから見たら私は知覚型、だらしないところもあるでしょうね」
INTJ「私のような性格の人は現実だとニーチェやプーチンのような人だからな。恐らく夏目漱石の「行人」の「兄」も同じような性格だろう。内向的だがキツイところがある。無駄な会話を一切好まない」
「もう既にこの茶番会話劇の中ですらINTJさんが嫌になってきていることが感じ取れます。だけどこれはただの暇つぶしじゃなくて、ちゃんとした目的があるんです!ですからもう少し付き合ってください……
そう言えばINTJさんは今日はどんな感じですか?楽しかったですか?」
INTJ「目的は分かっているが何だその話題は?そんな浅はかな話題で本心を探るなんてことができるとでも思っているのか?」
「ふへぇ……とは言っても本心を探るだなんてなかなか難しいもんで……やっていけば何かが得られるかなと思っておりまして」
INTJ「ふーん、そうか。まあ良い。今日は平日だから普通に仕事をしていたよ。全く、仕事は面倒くさいものばかりで私の野望にほとんど近づけず、能力も身につかない。帰宅後は転職サイトや新技術を調べるのが楽しいもんだ」
「なるほど、まあ気持ちは分かりますよ。特に誰が何をやったとかそういう長話は少しうんざりしてくることが僕にもあります。せめてもっと興味を持てるものならダラダラと長話しても良いんですが」