2022.05.24 学習性無力感と言いますか

大きな組織で働いて約2ヶ月、雰囲気も分かってきた気がする。
同調性と学習性無力感、この2つがキーワードだと思う。

ジョブローテーションによる異動が多く、そのためにマニュアルや要領も細かに定まっている。
なかなか職員1人の裁量というものを発揮するチャンスは無く、既に無駄だと思えるほど多くの決裁や連絡調整がある。
と言っても職員レベルのマニュアルを全く作ってくれておらず、心のなかではキレながら色々と周りに聞いている。
……後から後から言われるのはムカムカするのだ。最初に全部言うかマニュアル整えておけよ!と。
自律型人間である自分は恐らく、このようなコミュニケーションを密とすること前提で誰もが責任を回避するような風潮について今後もストレスを溜めることになるだろう。
いつか全部ぶっ壊してやる、そんな野望や希望を抱きながら、隙を見つけるまで観察していくか……

同調性が非常に重視されるので、それから派生していく学習性無力感も多い職場だろう。
終わった終わったと思ったら細かすぎることを修正させられる。そんなことを繰り返すと常に仕事に対して未完成感が生まれ、達成感も感じにくい。
また、色々と努力しても2年ほどでまた別の職場へ異動していく。
だから今この時だけをやり過ごせば良いと思っている人らも多く、変えてやろうとする気概は見られない。
頑張っても失敗したらその責任だけ負わされるからね。報いは異動したらすぐに感じられなくなるからね。

まあこういう風潮はこの職場だけのものだというわけでもない。
「大企業病」という言葉がある通り、大きな組織はこのような面を持つ。
そんな中で裁量性を持って楽しくやっていくにはどうすれば良いだろう。
裁量性は良いものだと思うんだけどな。
ほんの4ヶ月しかいなかった前の職場ですら、私のエクセル等の技術を発揮できていた。
今はしょうもない書類のレイアウトを整えるのに勤しんでいる。
ほとんど誰も見ないで5年保存されて捨てられる書類を整えるのに、何の意味がある?
その時間や手間でもっと有意義なことがやれるのでは?

徒労感も多い職場だ。
せめて、プライベートくらいではテキトウで裁量的なことをやろうか。

日記

Posted by YU