2021.03.29 一歩一歩ゆっくり頑張るは半端なことか、一気にやるのが正しいことか?

たまに(というか『よく』)自分の人生に虚無感を感じるが、そういう時はメタ認知するようにしている。
「僕は徳島県の片隅に生きている。しがない町で小さな生家で生きている。色々な人生を歩んで、ここにいる。ここで生きる人々はどんな風だと他人は思うだろう。一例が、ここにある。」

昔、色々なところで生活したが、期限付きの生活だったのでどこも探索の楽しさがあった。
どんな部屋で寝て、どんな店で食べ物を買って食べるか、洗濯はどうするか、風呂はどうするか、休日はどうするか、ここにいる間どこで何をするか。
こういう、低レベルなことを一歩一歩頑張るって、楽に出来る割に面白いことだ。

人が未開の地に憧れることがあるのは、そういう面白さを享受したいからなんじゃないかな。
小さな道具と人力で生活と仕事をしていく…。
未開の地を拓くのが目的なら、大資本を使って重機と作業員を多く入れてリゾート施設でも建てれば、手っ取り早く開発と地域振興が成り立つ。
でもそれって、一歩一歩歩んでいく面白さは無い。

目標を立てて頑張る、それは楽しいことだ。
でも急ぎ過ぎればすぐに目標を達成して、次の目標が必要となる。車を回すネズミは、歩みを止めればその勢いに飲まれる。
ゆっくりすぎれば目標達成への意欲が少なくて尻すぼみになっていく。

しんどくない範囲で、自分の成長を実感しながら歩めたら、素晴らしいことだろう。

日記

Posted by YU