2020.05.14,15 暇なときに基礎分析化学の本を読むことにしたが
仕事は、まあいつも通り。
プライベートも、まあいつも通り。
分析化学は特別好きというわけではないが、近場で働きたい場合はそこそこ求人があって給料もまあまあなので、技術者として生きるのは経済的に見て悪くはない選択肢だ。
というわけで、自分のキャリアアップのために分析化学の勉強を始めることにした。
「基礎化学なんて大学でもやった」という自負はあるが、やはりブランクがあるので、分析化学の基礎の本をメルカリで中古で購入。
そして仕事が暇なときに読み始めるが…意外に難しい。
「初学者向けとして、高校化学程度の知識を前提にしています」とは書いているが、本当に高校化学を前提にしている。
化学Ⅰだけでなく、Ⅱの知識や考えも必要だし、イオン化傾向や炎色反応や金属イオンの沈殿反応ある程度の暗記が残っていること前提だ。
多種多様な分析器具が登場し、その基本原理のみが記述されているが、新しい単語がめちゃくちゃ多く登場するし多様な知識を前提にしているので難しい。
本当に初学者向けなのだろうかと思うし、工業高校卒レベルならかなり難しいんじゃないだろうか。
しかしこれらの知識くらいがないと、分析作業者にはなれても分析技術者にはなれないだろう。
作業者のままだと本当に今の職場のような、ただの『工員』にしかならない。
分析化学は特別な興味は無いが金とキャリアにはなる。だからまあ、やるか。