腕時計SGW-300Hのボタン電池交換、すぐに切れる時はショートに注意
高度計・気温計付のカシオの腕時計、「SGW-300H」を登山で使用しています。
購入したのはかなり前なので電池が切れかかり、高度計が使用できなくなりました。
というわけで、自力で電池交換することにしました。
そんなに高くない時計だから、時計屋に持っていくのにはもったいないですからね。
ネットで調べてみると、交換記録が結構あります。
必要なのは、「替えのボタン電池(CR2016)」と、「#00のプラスドライバー」と、「細い針状のもの」です。
分解
精密プラスドライバーで、裏面の4本のネジを外します。
外せられたら、ガスケットのようなものと一緒に裏蓋が開きます。
ここから若干大変です。
電池外し
シールの下にボタン電池がありますが、簡単なクリップで留まっているだけです。
しかしこのクリップを外すのが地味に難しい!
色々試してみた結果、自分は「L字のケガキ針」を使い、テコの原理で外すことが出来ました。
縫い針とかでも出来るかもしれませんが、細い物でないと入りません。
リップルクリップ(よくあるクリップ)とかじゃあダメでした。
後は新品の電池を入れて、分解した逆の手順で組み立てれば終了です。
しかし…
すぐに電池が切れる時は
電池が新品のはずなのに、数十分で電池切れになりました。
「電池が悪かったのか?」とまた新たに交換してみるものの、同じ症状。
取付・接触不良を疑い、交換後に振動を与えたりしましたが、同じ症状。
通常の電池切れ同様、高度計が使えなくなってから時計機能が使えなくなりました。
少し考えてみた結果、分かりました。
電池交換時に貼ってあったシールを外したまま、取り付けていた!
裏蓋が金属だから、電池がそこに通電(ショート)して、無駄な電流が流れて電気を消費していたんだ!
シールは捨てしまってたので、適当な紙を適当なサイズに切って、電池と裏蓋が接触しないようにしました。
そして、いつも通り組み立てて様子を見たところ、
…
…
電池切れは起きなくなりました!
腕時計の電池交換記録をネットで検索したりしましたが、このようなことが原因で電池切れが起こるのはあまり見付けられず、ちょっと悩みました。
でも考えたら単純なことでしたね。
無駄だと思っていたシールにまさか、こんな機能があったとは…
というわけで、一応記録として残しておきます。