モンベルのツオロミブーツを購入・感想。シリオが破損したため
私は登山が趣味です。
今までは、12年前に購入したシリオのライトトレッキングシューズを履いていました。
しかしやはり寿命なのか、アッパー部が激しく破損し、修理も不可能なレベルになりました。
というわけで新しい登山靴が欲しくなり、色々と試着したりした結果、モンベルの「ツオロミーブーツワイド」を購入することになりました。
今回は購入へのいきさつの詳細と、登山へ履いてみた感想を書いていきます。
12年前に購入したシリオの靴が破損
上の写真が破損した、シリオの靴。
右側の(左足)のアッパー(甲)部分に大きな亀裂がありますね。
登山靴は何重の層になって様々な素材が縫い合わされていますが、この亀裂は奥深くまで達しています。
少しの傷なら登山靴の修理は出来ますが、ここまでだと無理です。
12年間、お疲れ様。
擦り減ったソールは一度ネット上の登山靴修理屋に出して、交換してもらったことがあります。
その時に縫い目が破れた箇所も縫い直してももらいました。
シリオかモンベルか
まだまだ登山は続けるので新しい登山靴を買おう!
登山靴は、自分の足の形に合ったものを買わねばなりません。
妥協はしてはいけません。
自分は日本人にありがちな、『幅広』タイプです。
外国産によくある、細めのタイプのものを買うと、外反母趾になったり足が痛くなったりしてしまいます。
日本人に合う、幅広タイプのものを作り続けている有名なメーカーは、「シリオ(SIRIO)」です。
12年前に購入したときはそんな知識はありませんでしたが、登山道具屋で色々試してみた結果、一番合ったのがシリオの登山靴。
履き続けても、靴のおかげで足が痛くなったことはほとんどありませんでした。
その時購入したのは、以下(に近いやつ)。
「シリオの足型が自分に合うんだから、またシリオにしよう」
と思って、まずは登山道具屋で試着しに行きます。
行ったのは、四国内では大きなアウトドアショップ、「ベースキャンプ高松店」
シリオの登山靴の試着感想
他のメーカーのものも合わせて試着していった結果、以下のことが分かりました。
- やはりシリオが一番合う。
- 中でも、『41A』がピッタリフィット。幅3Eだが、他のメーカーより広く感じる。
- 3E+の『P.F.431』は若干幅広く感じる。
- シリオのライトトレッキングクラス、価格はどれも約3万円
「シリオだけじゃなくて他のメーカーのものも購入してみたいなあ…」
という思いもあったけど、やっぱり自分にはシリオが合うようです。
しかし、価格は約3万円…
とりあえず保留にして、次はモンベルの靴を履きに行ってみます。
モンベルの登山靴の試着感想
モンベル製品はモンベルショップにしか売っておらず、モンベルショップには(ほとんど)モンベル製品しか置いていません。
だから、様々なメーカーの登山靴を履いてみたいと思っても、たった1店舗だけでは無理なんですね。
モンベルの登山靴を探すなら、モンベルショップに行くべし。
そんな訳で、西日本最大級の大きさのモンベルショップである、モンベル高松店(イオンモール内)にやってきたのであった…。
モンベル高松店行くのは初めてですが、かなり大きいです。
登山道具とキャンプ用品だけでなくて、自転車やカヤックなどのものもあります。
モンベルショップにはほとんどモンベル製品しかありませんが、一通りの道具は揃うでしょうね。
さて、丁寧な店員さんに試着を手伝ってもらってみた結果、ライトトレッキングクラスの登山靴では、『ツオロミーブーツワイド(3E+)』が自分に最も合いました。
『ツオロミーブーツ』『テナヤブーツ』は3Eですが、やはり幅が狭かったです。
気になるお値段は、約2万円…!安い!
「よし!気分も変えたいし安いから、今回はモンベルにしてみよう!」
というわけで購入決定!
ツオロミーブーツ使用後の感想
滑りにくい
早速試し履きとして、近所の低山に登りに行きました。
まず第一の感想としては、滑りにくい!
今まで履いていたのがソールが擦り減ったもの、というのもあるんですが、ガンガンと下ってもスリップしそうになったことはほとんどありませんでした。
ソールの溝のバランスが良いのでしょうね。
しっかり固定しないと足首が痛い
しかしデメリットとして、足首が痛くなったことがあります。
登りではさほど気になりませんでしたが、下りだと結構痛い…!
「この痛みが続くのなら、ちょっと厳しいかな…」
と思うくらい。
しかし、靴紐をきつめにきちんと縛ると、痛みも大幅に減りました。
いつも適当な縛り方でしたからね。
ちゃんと縛れば良かっただけだったのでしょう!
しかしそこで気になったのが、留め具(ストッパー)の数の少なさです。
今まで使っていたシリオでは足首部分に食い込むように留め具が付いているのですが、ツオロミーブーツにはありません。
この留め具のおかげで、シリオの時では適当な縛り方でも足首が痛くならず、対してモンベルではこれが無いからきちんと縛らないと痛くなったのでしょうか?
どうしてツオロミーブーツには留め具が1つ無いのだろう?
と、疑問には思います。
総評
以上、モンベルのライトトレッキングシューズ、ツオロミーブーツの購入の経緯と感想を書きました。
総評としては、コストパフォーマンス良し!致命的な不満は無し!
という感じです。
登山靴を探す時には自分の足に合うものを探さねばなりませんが、時間は有限です。
コストを抑えるため、まずはモンベルの登山靴を試してみて、駄目なら他の靴も試してみる、という順番が良いのでは。
モンベルの靴が自分に合えば儲けものです。
しかし合わなかったら躊躇なく他の靴を選びましょう。
価格は大事ですが、靴選びはそれ以上に足に合うか、です。