中国製のbluetoothスピーカー Willnorn SoundPlusを3年使ってみた感想や評価
Amazonで3000円程度で買える中国製Bluetoothスピーカー、WillnornのSoundPlusを3年使ってみたので、感想を書きます。
スペック
- 名称:Willnorn SoundPlus
- 入力:Bluetooth4.2(NFC有)、microSD、AUX(イヤホンジャック)
- 出力:10W(5W×2)
- 重量:330g
- サイズ:14.4 x 5.5 x 4.5 cm
- 価格:約3,000円
良い点
価格にしては音質は悪くない
この製品を買おうと思ったのは、Amazonレビューで「価格の割には音質良い」という評価があったから。
実際聞いてみると、3000円で買えるBluetoothスピーカーの割には音質は悪くないように聞こえました。
良いスピーカーを使っている人から聞けばやはり違うのでしょうが、スマホやノートパソコンに付属のスピーカーに比べれば雲泥の差です。
持ち運びやすい大きさ
サイズは350ml缶と同じくらい。
キャンプや釣りなど、アウトドアな趣味に持っていくには最適な大きさですね。
長期出張時にカバンに入れるのも楽でしょう。
悪い点
頭切れ(Bluetooth接続時)
最も我慢できなかった要素がこれ。
電池の節約なのか、無音に近くなるとBluetoothを切ってしまいます。
そのおかげで立ち上がるのにコンマ数秒かかり、音楽やセリフの頭が切れてしまいます。
BGMの無いシーン(アニメや映画)は特に影響を受けて、セリフが聞き取れなかったりします。
これは当初、PCやスマホのBluetoothの設定が悪いのかと思ってましたが、他の方のレビューを見ると違うようです。
他のBluetoothスピーカーではこのような現象はほとんど起きず、この品には起こるものだそうです。
ほとんどの音楽なら大丈夫でしょうが、動画を見る時には辛い現象です。
個人的にはこの頭切れが我慢できず、結局スピーカーを買い足すことになりました。
接続オンオフ音が大きすぎ
接続オンの時、オフの時に、スピーカー音量が最大レベルの音が鳴ります。
この音の大きさはスピーカー音量を最小にしても変わらず、使用者が設定することは出来ないようです。
窓やドアを開けていると近所迷惑になるんじゃないか、というくらい大きい音なので、接続オンオフだけで気を使ってしまいます。
動作不安定
充電ケーブルを挿しっぱなしでも使えますが、いきなり電源が切れてしまう時があります。
調べてみると電池切れのようで、いつの間にやら機器側で充電を止めてしまっていました。
過充電による電池劣化防止機能かもしれませんが、
なおこの電池切れは、充電ケーブルを挿しなおすと元通りになり、普段通り使えるようになります。
しかしいきなり「ピーポッ!!」と大きな音を出してオフになるので、びっくりします。
防水は飾り程度
商品説明に「防水」と謳われていますが、これは飾り程度です。
電子回路のある上面蓋は少々のズレですぐに外れてしまいます。
カバンの中に入れると知らず知らずのうちに分解されてしまっており、ギョッとします。
電子回路剥き出しになっても少々の擦れなどで壊れることはありませんでしたが、「この程度で防水か…」と思います。
まとめ
新しくBluetoothスピーカーを買うことになったので、3年間使ったWillnornのSoundPlusをレビューしてみました。
全体的には価格にしては良い品ではあります。
しかしところどころの詰めの甘さが、もっと高価なBluetoothスピーカーとは違う所です。
とりあえず野外で使える安い音楽専用のBluetoothスピーカーが欲しい、って方にはおススメの物でした。
↓一応リンク貼っておきますが、旧モデルのページで新モデルを販売しています。
なので旧モデルはもう買えないかも?