徳島県の登山

城王山 県道2号線から

2020年4月5日(日)、お花見日和の好天の休日。

徳島県内の低山登山として、阿波市市場町の城王山(632.4m)を登ってきました。

徳島の登山と言えば剣山方面の高山が多いですが、この城王山は阿波市にあるので、県東部に住んでいる方でもアクセスがしやすい山です。

登山ルート・アクセス

城王山の登山ルートはいくらかあるし、舗装林道で山頂近くまで行くことも出来ます。

今回は、南西側の集落「岩野」から登るルートを用いました。

登山ルートの概略図を載せます。

県道2号線を北上していく場合、小月橋を渡り、そのすぐ後の『大池谷砂防指定地標識』が目印の細い町道を通って岩野集落へ登っていきます。

岩野集落を少し超え、三叉路を右。
右側に梅林があり、左側に「(略)R14」と書かれた電柱がある場所が、登山口。
道脇に2,3台ほどの停められるスペースはあります。

上写真の左側、階段があるところが登山口です。

なお県道2号線を北上している時に2つのこぶが目立つ山が、目的地の城王山です。

登山の様子

登山道

登山道は特に危険なところはなく、人工林と広葉樹の二次林の中をひたすら登っていくだけです。
初心者の方でも問題は無いでしょう。

赤テープなどの標識は要所要所に付けられており、間違いやすい場所には特に多いです。

樹林帯を登ると尾根上の車道に到着し、この辺りから鳥居や不動尊などの石像が現れます。
この日はお花見日和、ヤマザクラやソメイヨシノが満開で、お花見しながら登っていきました。

山頂

山頂には城王神社があり、山深い中の神秘的な雰囲気が味わえました。

山頂標識は神社より北側にあり、その間に新田池というものもありました。
球体の銅像(?)は珍しいですね。

山頂は木々に囲まれ、展望はありません。
広場になっているだけです。

下山

下山時は北・東側に巻いている林道を歩いて、尾根取り付き部まで戻りました。
林道上は明るく、まだ展葉していないこの時期は東側への景色を楽しめます。

尾根取り付きに戻り、樹林帯を下り、今日の登山は終了。

登り50分、下り40分でした。

今回の登山の感想

今回は新しく買った登山靴の慣らしのために、低くて家から近い山を登りました。
今まで使っていた靴との違いが分かり、良い点悪い点が分かってきました。
悪い点には何かしら対策せねばなりません。

また、久しぶりの登山でしたが、短い山行だったので体力的な衰えや不安は見られませんでした。
昔はよく登ったからと言っても、やはり甘く考えて山を舐めないようにしないといけませんね。

今回用いた登山ガイドは、以下の山と渓谷社『分県登山ガイド』でした。

登山後の寄り道

登山が終わった後は、桜が綺麗な8番札所「熊谷寺」でお花見。
コロナウイルスが世界中で猛威を振るっていますが、ここだけはのんびりしたものです。
昔、歩き遍路にも行きましたが、その時覚えた般若心経は流石に今は全部は覚えておらず。
読経している時のあの雰囲気、好きなんですけどね。

汗を流すため、近くの「御所の湯」へ。
サウナや露天風呂が一通り揃った、綺麗な場所です。
昼食はそのレストランで食べたたらいうどん。
500円は安い!

花見も登山も、清々しく楽しめた良い休日でした。