日記

相も変わらず読書は続けている。
変わらぬ毎日だが、ゆっくりと変わっていたり考えが進んでいる感じはある。
1年前と今の自分は、明確に変わったと言える。
もちろん、それが良いとは限らないのだが。

近所の図書館の本も興味深いものはかなり読んでしまったような気がする。
そこそこ興味のあるレベルならまだまだ時間はかかるが。

最近は民俗学はもちろんだが仏教も学んでいる。
この2つを同時進行で学んでいるとある疑問が生じる。
「今は世襲の僧が多く、昔はそうではない。昔はなぜ僧になったのか、どのような心理状態で僧になるのか。辺鄙な場所にもなぜ寺はあるのか。民衆はそのような寺とどのように関わっていたのか」

これらの疑問は恐らく仏教民俗学という範疇になるだろうが、それに関する良書がまだ見つかっていない。
もっと綺麗事を抜かした生々しい記録が読みたい。それも、心理の方面で。

お金

家計簿

独身アパート暮らし、30代の男の家計簿を載せます。

2022年、令和4年最初の月。
まだまだ2021年という数字にすら慣れてないのにもう2022年、って思ってたら1ヶ月終わりました。

収支内訳

収入 231,370円
給与収入(手取り) 220,301円
資産運用益 17円
ネット収入 11,052円
雑収入 0円
   
支出 76,470円
食費 18,142円
雑貨費 0円
車両交通費 4,512円
医療費 2,530円
保険 0円
服飾費 0円
交際費 0円
娯楽費 15,295円
通信費 2,300円
雑費 9,000円
家賃 22,425円
水光熱費 2,246円
   
当期純利益 154,900円

収入と仕事について

給与収入は変わらず。
夏や秋に比べて忙しい職場に異動したはずですが、残業はあんまりしていません。
そんなにやる必要ないポジションだしね。

雑収入は全くありません。
休日に副業でもやればもっと稼げるのでしょうが、今のところ金銭面において大した目標も無いので頑張りません。

支出について

食費は18,000円、自分にしては少し多くなりましたか。
週イチで外食したり米や養命酒を一気に買ったからか。
まあいいか。

それ以外は……まあ少なめ。
娯楽費は土日に行った歩き旅の費用であったりブックオフで漫画を大量購入したり。
雑費に9000円かかってますが、これは、10年ぶりにネズミ捕りにかかって……
声を震わせながら丁寧語でマッポに対応する。

1月の生活について

年末年始に長期旅行したので旅行欲は果たされ、寒いこともあって長期ツーリングとかはせず。
香川に日帰り旅行はしましたが。

1月は1年のうちで最も寒い時期だけあって、休日は電気毛布にくるまってゲームしたり読書したりすることが多く。
外に出るときは温泉に入りに行くときくらいか!
いや全く、冬の楽しみなんて温泉とかサウナとかくらいしか無いわ~
寒風吹きすさぶと散歩も苦行だし。
寒いのはそれなりに耐えられるけど、やっぱりもう少し暖かい方が良いです。

意識の低い生活を送り続けていますが、でもこうやって無意識的に楽なこと、やりたいことやっているってのが、本質的な自分に沿った生活である、とも思えます。
あなたが好きなことは何ですか?と聞かれたら、やろうとしていることじゃなくて、やっていることを答えるのです。
好きなことってのは、やってしまうことなのです。

心理,日記

今日は阿波西国三十三観音霊場の徒歩巡礼をしていて、遂に終えた。
結願してめっちゃ達成感得られた~ってわけではなかったけどね?
でも達成感がそこまでではあっても満足感は無いかというと、そうじゃない。
やってよかったな、と思う。

最後の札所へ歩いている途中、不思議なことを考えた。

もしかして、受動的に生きることと能動的に生きることってあまり区別つかないんじゃないだろうか?

私は今、歩いている。
私は誰からも指示されず目標を設定し、それを達成しようとしている。
能動的だ、と言えるだろう。

しかし今、歩いている私はただ足を動かして目の前の風景をボケーっと見て「あっ、○○があるー」と素直に受け取っている。
ただ足を動かすだけで何かしらの刺激を得て、満足している。
これはテレビを見るだけで満足しているのとそう変わらないのではないか?

私が受動的に見ようとしているものは、実は能動的に見ている。
私が能動的に見ようとしているものは、実は受動的に見ている。

私が能動的に人生を変えようとしているのは、環境や脳の機能や記憶等の縁起によってであり、それらからの受動の結果である。
私の人生が受動的に変わろうとしているのは、環境等からの影響を撥ねつけないという能動の結果である。

私は能動と受動を両立するし、どちらも無い。
あるがまま、に?

日記

このブログは日記なのだが、だらだらと日を空けてしまった。

1月上旬はFF10をやり込んでいて、そのままの流れで10-2をプレイしている。
しかし……子供の頃はゲーム性がそこそこ好きで何気なくプレイしていたが、今になってプレイすると、正直少し苦痛だ。
ストーリーは深みや神性が無いし、ゲーム性もまれに面白いものがあるだけでだいたいは面倒なだけだ。
何だか、徒労感が大きいというか。

そうなんだよな。
大人になってやるゲームって、徒労感を感じてしまうんだよ。
膨大な時間をかけても得られるものは少ないし、プレイしているときは常に楽しいわけじゃない。
イラつくこともある。
仕事で疲れて帰ってきてやることか?と疑問に思うのもまあ分かる。

読書は読書で得られるものは多いが、ダラダラと楽しめるわけではなくて少し疲れる。
ダラダラとしたいならYoutubeが良いか。
Youtubeの中にもテレビの中みたいな芸能人的なキャラがいる。
彼ら彼女らもいつかはいなくなる。
だが、いつかいなくなるものなら全て価値が無いのなら、私の存在はまったくもって無価値である。
だからまあ、どうせ無価値なら今を無責任に楽しんでおけば良い。

まとめ

家計簿

収支報告

収入 2,874,831円
給与収入(手取り) 2,454,111円
資産運用益 1,075円
ネット収入 216,227円
雑収入 203,418円
支出 1,807,459円
食費 124,775円
雑貨費 198,246円
車両交通費 243,252円
医療費 45,520円
保険 30,260円
服飾費 18,297円
交際費 1,728円
娯楽費 306,075円
通信費 27,499円
雑費 646,817円
家賃 159,740円
当期純利益 +1,067,372円

感想

金の動きはその人の動きそのものを示唆する、と思うのでまずは最初に載せてみました。

収入は、サラリーマンに戻ったので給与収入がメインとなります。
1月から12月まで継続して何かしらの仕事をしており、仕事は変わったけど空白期間はありません。
30代男にしてはまあそりゃ少ないほうかもしれませんが、支出をあまりしない性格なので結果的にプラスにはなっています。
なお雑収入は、メルカリ売上金とか自治体から送られてきたクーポン券とか入れてます。
祖父の生前整理で色んなもの売っ払いましたので、今年は少し高めかもしれません。

支出ですが、最も多い雑費の中に実家へのみかじめ料みたいなもんが50万円、でも一人暮らしし始めているので2022年からは払いません。
次に多いのが娯楽費ですが、年末年始に九州、GWに東北、秋に北陸や近畿への登山旅行行っていたので、それらが主な出費。300名山踏破目指して頑張っていますが、長期休暇で一気に登らないと一生の間に登りきれなさそうとも思います。
車両交通費はバイクのガソリンと整備代と、旅費の交通費を入れたり入れなかったり。ガソリン代は少ないですが、前後輪のタイヤとチェーンとスプロケットとヘッドライトバルブを一気に変えて約8万円。「……!!」と思った。

しょぼい下っ端で働いていますが、何だかんだで100万円の黒字。
今どき100万円の黒字だなんて自慢にもならないでしょうが、持続可能性はまああるかなとは思います。
でもねえ、金を溜めて具体的に何を使うかには決めてないんですよね。
だから、有効利用を模索するべきなんじゃないか、とここ1年は感じてます。

仕事

1~5月は現場仕事系。
6月~12月(2022年3月退職予定)では、とある団体臨時職員(事務系)。

昔から自分は運動神経が悪いと思ってたしスポーツは好きじゃないと思っていたけど、17歳の時にふと感じた「感覚の神性」から、そういう作業系に憧れを抱いたんですよね。
それで20代の頃から積極的にやってみたけど、31歳にしてようやく「能力的にも性格的にも合ってないわ」としっかりと感じたのですよ。
それで、事務系に。2022年4月からも基本的には事務系、たまに現場行くだろうけど。

改めて6月から事務仕事やってますが、まああああ、楽ですよ。
会話の神経がまだ出来上がってないから電話応対等で失敗することはありますが、パソコンに向かってのデータ処理とか文書作成とかは余裕な感じ。
昔は「事務なんて出来て当然」と思っていたから逆に難しく感じる現場作業にやりがいも感じていたけれども、結局自分に向いていることやるのが持続可能性あるような気がします。
事務仕事は楽しいか、と聞かれるとやっぱり楽しいとはっきりと言えないけれども、『落ち着く』という言葉が一番しっくりきます。

人生において、楽しさを常に追い続けるってのは、燃え尽き症候群にも繋がりかねない。

家庭環境

1月から5月まで実家暮らし。
6月は病院に入った祖父母の生前整理のため、祖父母のアパートで住み込みながら片付け。
7月からは安アパートで一人暮らし。

実家を出たのはこれで3回目。
大学に行くためが1回目、院卒後実家に帰って就職したものの県外でやりたいことやるために出ていったのが2回目、3回目が今回。
2回目でもその思いが少なからずあったから出て行った理由の一つになったんだけど、自分、親が嫌いだわ。
実家近くのアパートで一人暮らしして分かりましたが、自分は故郷の風景などが好きだから戻ったのであって、実家が好きなわけじゃなかったんだ。

実家にはまだメルカリに販売用の荷物や蔵書が置いてますが、必要になったときのみ仕事帰りに寄って用を済まして、すぐにアパートに帰ってます。
アパートのほうが生活環境としてはそんなに良くはないけど、あまり生活に拘り無い自分にはこっちのほうがのびのび出来てます。
仕事帰りにスーパーに寄って食料を買うのも、まあ時間は少しかかりますが、良い気分転換になってます。

生活費は増えたかというと、実はほとんど増えてません。
実家暮らし中は月4万入れてました。
アパートの家賃は22,000円、通信費は1,000円増えて、水光熱費は2,000円増え、食費は15,000円ほど、合計するとアパート暮らしの代金は約4万円。
変わらんな。

趣味

登山

100名山を2座、200名山を8座、300名山を8座、合計18座。
他には徳島県内の山を日帰りで登ってたり。

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読書

一人暮らしを始めてから、何だかすがるように読書にハマった気がします。
いやまあ読書自体は昔からやってるけど、月に1,2冊程度しか読んでなかったんですよね。
それが7月くらいからは毎月7,8冊読むように。

昔は「ネットがあれば検索性の低い本なんて、情報源として劣っている!」と思っていました。
しかしここまでネットが広大になり、価値の低い記事が上位に食い込みグーグル検索は検索ワードを捻じ曲げ、良質な情報へのアクセスが難しくなってからは、改めて本の価値を見直しました。
やはり本の出版には労力がかかるからこそ、その情報の質が担保されていると感じてるんですよ。
ネットを漁る時間があるなら、その時間読書したほうが効率良かったり。

読書記録は読書メーターで行ってます。
感想が256文字だなんて、当初は少なすぎると思ったけど、本1冊から得られたものを未来の自分に残していく、という目的ならばこの文字数が良さそうです。
昔は1冊で何千文字も感想書いていたけど、頻繁に読み直せないからね。
でも256文字ならほんの数分で今までに読んだ本の感想(残したい情報)を全部見直せられる。

良かったら読書メーターのアカウントフォローしてね(^^)

ゲーム

相変わらず主にSteamでゲームやってます。
たまにセールで買い込んでますが、全然消化出来てません。
でも一応ライブラリの半分以上はクリアしてるもん!

2021年プレイしたものは以下。

  • Lobotomy Corporation
  • ゼノギアス
  • Undertale
  • One Shot
  • LiEat
  • ダーケストダンジョン
  • FF10(プレイ中)

いや~、ロボトミーコーポレーションはマジ面白かったす。
おすすめっす。

ネット

ブラウザ上での巡回先とかはここ数年変わってない感じ。
マジでルーチンのサイトが決まってます。
別にいいっちゃいいんだけど、なんかフィルターバブルに陥りそうな?進歩が無さそうな?

あと、白状しますと最近妙にホロライブにハマってます。
アイドルなんか今まで興味なかったのに、この気持ちがそうか、そうなのか!(?)
とは言え、切り抜きとホログラばっかり見てるけどね。
ライブ放送は、長すぎやしないかい?
たまにノーカットで全シーン面白いものもあるけれども。

心理

2019年頃から心理に大きく変化が生じ、2021年でもまた更に大きく変化しました。
感動とか名誉心とか、そういったものは20代に比べたら9割以上減った感じです。
一言で言えば『無気力』、専門家ではないから断定してはいけないけど恐らく『統合失調症陰性症状』
普通は無いはずのものが有るのが統合失調症陽性症状、逆にあるはずのものが無いのが統合失調症陰性症状です。

この心理が何となくいけない気がしてすがるように心理に関する本を読み始めたことで、読書を多くするようになっていきました。
今のところ助けになっているのは、仏教や楽観的虚無主義。
有ると無いを統合すると「悟り」に至るようですが、多分その前に「有る」と「無い」を気づく段階が必要な気がします。
最近は楽観的虚無主義と呼ばれることがありますが、『逝きし世の面影』という本にもあった江戸人の推測される心がけで、「人生なんて、たかが知れている。ゆえに気楽にしておけ」って理屈。

心理に関してはまだまだ解決には至ってありません。
しかし過去や本を見直すことでヒントが得られました。
そういうわけで2022年は、「気を楽に」を抱負にして、更に探索していきたいです。

お金

家計簿

独身アパート暮らし、30代の男の家計簿を載せます。

2021年最後の月、12月。
新しい職場に慣れることと、年末年始の旅行をしていました。

収支内訳

収入 341,172円
給与収入(手取り) 223,493円
資産運用益 17円
ネット収入 14,463円
雑収入 103,199円
   
支出 125,256円
食費 11,519円
雑貨費 880円
車両交通費 6,798円
医療費 4,130円
保険 0円
服飾費 599円
交際費 0円
娯楽費 75,459円
通信費 2,185円
雑費 1,860円
家賃 22,425円
   
当期純利益 215,916円

収入と仕事について

メインの給与収入は異動があってもほとんど変わらず。
でも残業代を申請することが少しずつ増えてくるようなので、これから少しだけ増えそうです。
特に仕事がなかったらもちろん定時であがっているんだけど。
…残業代が請求しやすいってことは、仕事を遅くやった人のほうが収入が増えるってことだ。

今月は雑収入が多いですが、これはほとんどメルカリの売上金を引き出したもの。
メルカリでは売るのも買うのも両方やっていて、売上金で支払うことがほとんどですが、1年に1回くらいは引き出そう、ということで全額引き出しました。
引き出し手数料は100円ほどかかるけど、1%還元のクレカでメルカリ内で買い物するなら1万円以上貯まったら引き出したほうがポイント的にお得です。

というわけで年末年始の旅行と誕生日旅行もあったけど、今月は20万円以上黒字。

支出について

食費も車両交通費もその他もかなり少ない。
多かったのは娯楽費だけです。
月7万5千円は、まあ独身30代男なら普通です。
あの世に金は持っていけないんだ。

九州旅行ではレンタカー代、ETC代、ガソリン代がほとんど。
交通費って、高いよね…
交通費に比べたら現地で落とすお金なんてわずか。
何だかなあとは思う。
でもホテルとか予約するの面倒だから、結局気楽な車中泊なのだ。
年末年始なんて予約もほとんど取れないしね?

暖房は電気毛布と厚着で頑張ってます。
月1500円しか電気代かかってないから、部屋全体を暖めても良いんだけど、窓の断熱をどうにかしてからにしたい。
内窓とかプチプチとか加工すれば良いんだけど、透明度下げたくないんだよなあ!
賃貸で、窓の透明性を維持しながらの断熱とはどうすれば?

12月の生活について

12月は新しい職場環境に慣れることが、仕事のメイン。
まあ大体慣れてきた気はします。
知らないことはもちろんまだまだいっぱいありますが。

仕事と旅行以外はかなり安定的に過ごしています。
一人暮らしの学生時代と全く同じ、ゲームと読書とたまに散歩とネットしたりとか。
成長してないようにも見えて、でも何だかんだやってしまうことが、好きなことなんだろうな。
ってこのこと、このブログを初めて何度書いたことやら。

旅行している時、ふと思いました。
「気分転換に創作でもやってみる?」
モヤモヤを抱えた人は私以外にも多くいるでしょうが、そういう人は何にその思いをぶつけてきたんだろうか。
恐らく、創作もその一つなんじゃないかな。
芸術家たちは自分の内なるものをぶつけて素晴らしい作品を生み出しているけど、彼らの心理は具体的にいかなるものだろう。
どういう動機で始めたのか。他人に褒められたい、という理由で始めた人らでも好きにやり続けられているんだろうか。

もし私が創作するなら媒体は何になるでしょう。
絵や音楽は好きでも作りたいとまでは思わないから、やっぱり文章を書くことなんでしょうかね。
執筆にはちょっと憧れあります。
一生のうちに1冊くらいは本書けないかな~とは思っているんですが!

日記

2022年、明けましておめでとうございます。
2022年だなんて、子供の頃は予想もできない未来の数値だったけど、遂にここまで来たかとも思う。

年末年始はレンタカーを借りて九州に行っていた。
トラブルは無く、大した計画は立ててなかったけど計画通りにいったと自負している。
三が日は日本晴れで、山の上は寒かったけどその分空気が澄んでいて、最高の景色を楽しめた。
九州は山も温泉も楽しい、良いところだった。

運転中や登山中は孤独だからしっかりと物思いに耽っていた。
大学生の頃からやっていることだが、恐らくその時からずっと、この時間が自分と向き合う時間、瞑想のようなものだったんだろうか。
内向的な人間はこういう状況でも自分1人で楽しめるってのが、良いじゃないか?

美しい風景を見て、心地よい音楽を聞いている時、その一瞬、何も言葉を考えず快感に身を任せられる時がある。
それが意識の感覚の一つだ。
その感覚をもう少し追い求めてみないか。
まだまだ人生には探求の余地がある。
漱石の小説の「行人」のように、私も真理への近づけなさに苦しむ時がある。
だが、2022年は「気を楽に」して一歩一歩ゆっくりと探求してみたいと思う。
結局、最後に行き着くのではなく歩いている瞬間が、真理になるのかもしれない。

心理,日記

仕事は、11月末で異動があって環境が変わっており、少し忙しくなった。
のは良いのだが、人間関係で「ん?」と思うことはある。
以前の職場は事務系の中年の男ばっかりだったけど、優しい人ばかりで居心地は非常に良かった。
男なのに上下関係を厳しくしない人って、もしかしたら一番良いタイプなのかも。

とは言え、今の職場も別に上下関係が厳しいわけではない。
しかし女性が多いからか、何となくやっぱり事務系の男性とはなんか違う思考回路をしており、それがたまに疲れる。
悪い意味でいい加減、悪い意味で細かいというか、注力するべきところが男と女で違う気がするのだ。

さて今日、本当にしょうもないことだとは思うけど、久しぶりに命令に抗うか、不満を抑えて命令を聞くかの判断に迷うことがあった。
小さなしょうもない書類を集めるのだが、本当にいつでも出来ることなんだから次の機会に一気に集めようと思っていたのだが、ヒステリックに「指示通りに集めろ!」という指示が飛んできた。
その書類を集める理由や時期を、自習した自分よりもよく分かってもいない。
「これって、こうですよね?」と聞いても「えっ?そうなの?」とよく分かっていないし、指示を修正もしない。
今の状況・時期で集めるだなんて効率が悪い、1,2ヶ月先のことすら効率化させようとしないのか、とも考える。
だからそういうことを全て言おう、と思ったのだが同時に、自分は勤務1ヶ月の人間であるとも考える。
結局、不満を持ちながら指示を得て、やる気なく集める作業に出た。
そうして今、その不満をここで打ち明けているのだ。

しかし怒りの感情をこちらも少し顕にしながら少ない反論をした時、同時に「あっ、今の自分にコダワリってあるんだ」と感慨を覚えた。
うつ病、統合失調症陰性症状患者のように、「拘りも生きる気力も何もないんだ」と日頃素気なく生きているわけだが、その拘りを感じることでかつてのエネルギーの源泉を感じもした。
そう言えば、1人で山に登りだしたのも、「あいつらとつるまなくたって、1人で山に登れるんだ!」という反骨心もあった。
そうか、僕には反骨心があった。
それを過ちだとは思わないで。過ぎ去りし日の自分はそれを運動する糧にしていたことが、確かにあったんだ。

日記

年末年始は1週間近く公休になってるので、旅行に行くことにした。
去年同様、レンタカーで登山旅行だけど。

今回は九州行ってみるのだ。
年末年始でも九州なら豪雪にはならないはず!
あと、九州を制覇すれば西日本の300名山踏破出来るし。

クリスマスにもなっている週末は道具を整え、すぐに出発できるように用意する。
28日に仕事を終えたらすぐに車を借りて、積み込みを終え、次の日の3時に起きて出発するのだ。
年末年始は国交省が休暇の分散を考えて高速道路の料金割引なし。
深夜割引を使うべく、早朝出発。
九四フェリーは予約が埋まっていて、夜くらいしか空いてない。

最近は無理して旅行に行くことなくて、記念日だったり大型連休の時に条件が合えば行くくらいだ。
好奇心とか冒険心とかはやっぱり学生の頃に比べたら減ったよなあ、と思う。
300名山踏破する、って目標が無かったら、ダラダラと連休を過ごしていただろう。
ゲームと読書だけ。
だって今は強烈にやりたいこととか本能的な衝動が無いもの。

そう言えばたまに焼酎を飲んでるんだが、以前のようなほろ酔いによる多幸感が90%ほど減った気がする。
酔いが足りないのかと思って飲み続けると、苦しくなるだけだ。
もしかして本当に、生理的に多幸感の感受性が減ったのだろうか。
最近はその研究くらいが、自分の知りたいことになっている。

日記

12月20日は誕生日なのだ。
この日で32歳。
2の5乗でキリが良いな!

その前日の19日は休日だったので、淡路島一周していた。
寒気がやってきていたので面倒くさーとか思ってたけど、朝起きると風が少なかったのでやっぱり行った。
でも日が昇るにつれて強風になって過ごしにくくなったけど…

いつも東海岸→西海岸のルートだったけど、毎回同じでは芸が無いので、西海岸からスタート。
交通量は少なく、走りやすい道なので淡々と走っていける。
昔は道沿いの人々の生活を想っていた。今も、旅する民俗学者の記述を参考に生活を思い描いている。
そこに生きる人、もしそこに自分が生きたとしたら。
そして今ここに生きている私も、誰かのモデルになり得るものだとも思ったり。

寒いので早々に温泉を目指す。
明石海峡を望む松帆の浦の温泉に入る。
冷えた身体で入る温泉は最高だ。冬の唯一の楽しみと言っても良い。
その後、東海岸を下っていく。
淡路島で古刹の寺に行ってみたり、最後にうずの丘大鳴門橋記念館で玉ねぎバーガーを食べたり。
冬至近くに生まれた私の誕生日は、毎年このように柔らかな日差しと共にある。

誕生日当日は洋菓子店でケーキを買って食べた。
こんな時くらい、良いよね。
洋菓子店の人たちも、記念日を迎える人たちを毎日のように迎え入れているのだろう。
半ば他人を祝うためのような仕事、って考えたら感慨深いものがある。