2022.03.21 終わりの日はすぐそこに

あと2日で今の職場を離れることになる。
12月に異動したので4ヶ月間、その前の部署は6ヶ月間。
同じ組織で10ヶ月間働いた。

今の組織についての就職前の印象は、以下の日記で軽く書いていた。

昔の自分は1年経つ前に大きな不満を職場に抱いたりしたこともあったが、今回は特に無い。
燃えるような情熱とかはやはり無いが、「まあ続けていても良いんじゃないか」とくらいは思えるものだった。
これは単に私とこの職場のような仕事が合致していたからか、はたまた、感情が薄れているからか。

それなりに満足出来たと思えた職場だったが、今この瞬間の感慨は薄い。
「俺はやりきった……」
と達成感に浸っているわけではなく、4月からの仕事も本心ではただの『異動』だと思っている。
公務員的な職場から公務員的な職場なんだから、恐らくそれほど仕事のやり方は変わらないだろう。
基本的に事務所で働き、毎日毎週のスケジュールを立ててその時々のイベントをこなしていく。
たまにスーツを着たり人前で話したり、大きな組織の中で働いていく。

自由を欲しがっていたあの頃は、誰にも邪魔されず自分の裁量でやれることや達成感こそが人の幸福だと思っていた。
だが今は、個人の代替可能な大組織のほうが働きやすくやれることは多く、心理的安全性を高めることもこれはこれで可能である。
私は怠け者だが怠けすぎて認知症になって人生を終えたいとは思えない。
自由があり、怠けられるなら怠けてしまうから、ある程度の縛りは必要だ。
他人に理解なんてされない異常者で、ニート適性も無い救われようのない悪人だ。
そんな自分が少しでも役立てるような職場だったら、私を活かしてくれる場所があるなら、そこに貢献してみたい。
その行動の先に見えるものを見てみたい。

日記

Posted by YU