2021.01.18 僕が旅行者だったなら、この地で生きてみたいと思うだろう

今日は振り替え休日。
空気が澄んでいる平日なので、近所の観光名所を散歩することにした。
地元民だからってしょっちゅう行っているわけではなく、むしろ近いからあまり行かない。

コロナもあってか観光客は少なく、郷土活性の点からは不安になるが、おかげで伸び伸びと散策が出来た。
美しい青空と海と乾燥した大地に生える木々。
暖まった頬を撫でる冷たい風が心地よい。

もし僕がここに初めてやってきた観光客ならば、この地に住んでみたいと思うだろう。
この地の名所を散策し、釣りを楽しみ、小さな名店を訪ね、たまには旅行に出かけたり。
そういった生活は今やっているしいくらでも更にやっていくことも出来る。
「こんな美しい場所で生きていく、なんて素敵なことだろう!」

この地で30年ほど前に生まれ、育った。
思い出がありすぎて倦み、囚われたような感覚もある。
だけどそれって、どこに行っても同じじゃないか。
どこで生き続けても今の故郷のような、飽きた感じは出てくることだろう。
死ぬまでずっと理想郷の場所なんて無い。

たまにはこうやって、地元を散策するのは良い。
自分の無価値感ってのは、他者の目線で自分を見ることで解決出来ることが多い。

日記

Posted by YU