日記

自分の人生で、大きく燃え尽きたことがある。
数年間その夢を叶えるために色々な努力をし、叶え、その生活と仕事をした。
しかし結局、孤独感と燃え尽き症候群で辞めてしまった。
だからそれ以降、故郷に帰って、仕事は仕事と割り切って、嗜好を置いといて自分の能力に合う楽に稼げる仕事をしようと思った。

しかし最近、バイトに行っている造園業の道を歩むのもありなんじゃないかと思い始めている。
庭や緑地は嫌いではないけど特別好きでもない。
庭木いじりが特別好きでもない。
今のところ熱意は無い。

しかし今までのキャリアに合致するし、良い運動になって休日にわざわざジョギングする必要は無い。
同僚とは趣味や考えが似ていて話が合う。
工場ではほとんど合う人がいない。
上手いわけではないが樹木の伐採などの仕事もあり、今までの経験を少し活かせる。

社長は凄い人で、庭師としての力量はもちろんのこと、県内でも取っている人は少ない資格を多く持ち、色々な人を雇う人脈があり、高価な機械や設備を整える胆力もある。
しかしそれでもやはり小企業だ。
大企業に比べれば不安定だったりするだろう。
十年経ったら状況も大きく変わるかもしれない。

社長が年老いて仕事が出来なくなっても自分が手足となって動けば事業は続くが、そんな時でも自分はやれるだろうか。
熱意はないのに仕事を取ってくるだろうか。
造園を好きになるのだろうか、飽きるのだろうか。

分からん。
とりあえず工場の契約もあるから、9月までに決断するとして、今は保留としよう。

徳島県の登山

2020年6月8日、つるぎ町一宇から、阿波のマッターホルンと称される『黒笠山』に登ってきました。
稜線までは単調な上り坂が続きますが、山頂は360度の大展望が広がる登り甲斐のある山でした。

ルート・登山口

黒笠山への登山道は3方向にありますが、最も使用されるのは東側のつるぎ町一宇からのものだそうで。

国道438号から県道261号線へ。
更に白井林道を通り、黒笠山登山の標識を目印に舗装コンクリート道を登ります。

民家脇の黒笠山登山口の標識がある場所が、旧登山口となっています。
2,3台ほど駐車できるスペースがあります。

なお、最近林道が延伸したようで、更に上部にも駐車できるスペースがあります。
もしかしたら林業関係者が使っている場所かもしれません。

車を置いて、舗装道先の歩道から登っていきます。

赤丸の標識を目指す

民家が数軒あるので若干道が入り混じっているので注意。
上写真の赤丸内に『黒笠山・矢筈山登山道』の標識があるので、そこを目指します。

登山の様子

林業作業道が交わっていたりするので、赤テープがあちこちに付けられて少し道が不明瞭になっています。
しかし登山道標識はあるので、それに従って登っていきます。

いまや限界集落となった白井集落にもかつては人が多く住んでいたようで、杉林の中に石垣や廃屋が残っています。
つるぎ町一宇には、こういう山の奥の奥まで人の痕跡が残っていますね…

白井集落から稜線近くの黒笠神社までは、ひたすら沢沿いの登りです。
石垣だけが残る廃集落跡を越えると、広葉樹林の中をずっと登っていきます。
この登山道も古くなっているのか、赤テープが剥がれていたり、赤テープを付けた木が折れていたりして、少し道に迷いやすいので注意。

単調で長い登りですが沢沿いなので水の補給はしやすいです。
自分も岩清水でタオルを濡らしたり喉を潤したりしました。

無事、小さな黒笠神社までたどり着けば、山頂は近いです。
稜線まで登り切れば高度感は一気に出て、清々しい登山を楽しめます。

矢筈山分岐点を過ぎれば、山頂はすぐ近く。
「阿波のマッターホルン」の由来となった、ポコンと出た山頂も望めます。

分岐点からロープなどを頼りに10分ほどの岩場を登り切れば、大展望の広がる黒笠山の山頂に到着!

岩の上なので狭いですが、その分木々に邪魔されずに徳島県の主要な山々を見渡すことが出来る気持ちの良い場所です。
日陰はほとんど無いから、陽射しのきついこの日は低木の下で休憩しましたが…

山頂での景色を楽しんで、下山は往路を辿ります。
踏み跡やテープが薄めなので、一瞬道に迷いそうになったりと、ちょっと一筋縄ではいきませんでした。
また、最高気温も30℃を超える気象となってきているので暑かったです。

登り2時間35分、下り1時間35分。
YAMAPによれば消費カロリーは1742kcal、ダイエットにもなりました(笑)

日記

今日は日曜だが工場勤務。
仕事が重なることも無く、非常に楽な日だった。
半分スマホいじったり読書したりしていた。

この仕事は楽だし、給料はそこそこだし、休みも(多分)取りやすい。
使う能力の割に得られる金、を考えたら非常に良い職場だ。

しかし、つまらない!
分析技術者になんてなれない。この職場でしか通用しない人間になる。
しかも自分はこの職場の同僚をあまり好いては無い。
さっさと独り立ちしたいと思っても、上の部署がとろくて権限の付与も遅すぎる!
向上心が湧かないし湧いても使いどころが無い。

そろそろ本格的に次の職場を探してみようか、と思う。
長続きしないことには多少の罪悪感のようなものがあるが、しかしじゃあ、このままでいいのか。

しかし具体的に探してみると、悩む。
転職では今までの人生でやったことなどを思い返すことも多い。
自分も大学の勉強内容とかを思い出した。
順当に行けば、この学歴では建設コンサルタントの検査系の部署や林務・土木系公務員がど真ん中だ。
測量士補は持っているから測量も一応出来る。
化学の基礎知識があるから環境計量士・水質検査など。
地学の基礎もあるから地盤調査なんかもまあいけるか。
事務作業は全般的に得意な方だ。データを採ってきて解析も多分、出来る。

しかし建設コンサルって労働環境的にどうなんだ。
体育会系なのではないか、協調性(という名の仲良しクラブ)を重視されるのか、新米でも裁量性のある仕事は出来るのか、閑散期では有給取って一週間休むとかは出来るのか。

…バイト先の造園業のことも頭にはある。
しかし半端な気持ちで行きたくない。
造園業舐めてるのか、と自分も思うし、思われるんじゃないか。
雰囲気は合うし今までのキャリアにも合致するのだが、あの会社を背負う覚悟はあるか。
人生の熱意を無くした僕に、そんなことを、

日記

造園バイトの事務所に梅が生っている。
採る人もいないようなので、社長の許可をもらって梅をもらうことにした。
今がちょうど梅酒づくりに最適な青梅の収穫時期だ。

工場勤務の帰り道にコスモスに寄って氷砂糖とホワイトリカーを買う。
やはり時期なので梅酒セットが並んでいる。
…既に出来上がっている梅酒買った方が安い気もするが。

社員さんたちが今日の仕事の片づけをしているのを横目に、事務所でプチプチと採る。
帰宅後、青梅は流水で洗って出来るだけヘタを爪で取り、4L?くらいのビンを熱湯で洗い、氷砂糖1袋とホワイトリカー1本と青梅を漬ける。

出来上がるのは半年後くらいだそうな。
人生で初めてだから楽しみだ。
海中に沈めておくと熟成も早まるようだからちょっと試してみたいが、引き上げるの大変そうだな…なんて考える。

日記

今日は造園バイト。
今日は自分と造園社員の2人だけで管理を委託されている別荘の草刈りや消毒などをしていた。
現場が遠いので色々とその人と話した。

工場の人らとも造園の人らとも話したりしたが、なぜこれほどまで人としてのタイプが違うのだろうか、と思う。
工場の人らは視野狭窄のようなガキくさいような、そんな印象を受ける。
中小企業よりも大企業のほうが関わる範囲や人が多いから、開かれた世界と視野を持っていると思っていた。
しかし実際は、大企業だってその部署だけで留まっていたら非常に閉じた世界だ。
中小企業のほうが平社員が直接仕事の根幹に携わるからなのか、それなりに自立心がある。
大企業はひたすら前任者や過去の踏襲とかばかりだ。

嫌だな、この工場の同じ部署で働くの。
金も貯まるし休みも取りやすいだろうが、人としてのレベルが下がる、腐りそうだ。
仕事への熱意があるのなら裁量性のある中小企業が良いだろう。
しかしその熱意が無くなった時が怖い。
そんな時は心を無にして、大企業の恵まれた福利厚生を受けながらとりあえず仕事したほうが合理的だ。

30代になってもいまだにこんなことで悩むのさ。

日記

今日は旅行を取りやめた結果の、造園バイト。
休日も働くのか!とは思うが、一応趣味の一環だ。

僕は、現場作業は結構好きだ。
色んな道具の扱い方、毎回異なる現場、環境、心地よい肉体的疲労。

そりゃまあだるいことも多い。
毎回違うから毎回考えないといけないし、失敗したら大事故にも繋がりかねないし、暑さや疲れは堪えるし。

しかし、現場作業は事務作業に比べると難しく新鮮だから面白いところはある。
個人的には事務作業なんて出来て当然で面白みが少ない。
思ったより他人から褒められることが多いくらいだ。

長年色々な働き方をしたが、自分には現場より事務の才能があると思う。
現場は普通~微妙くらい。
他の人より少し劣っているからこそ、他人を尊敬しやすいし向上する楽しみがある。
だから現場作業は好きだ。

しかしそれを本業にしようとは思わない。
熱意ややる気は永遠には続かないことを最近知った。
本業とするのは、自分が思っているよりも他人から評価されることにしたほうが、経済的にも社会的にも良いことを知った。
だから僕は、例えつまらなくても、得意なことを本業にする。

日記,釣り

今日は準夜勤明けの休日。
午前はのんびりして、午後から釣りをすることにした。

タイドグラフのアプリによれば、この日午後の鳴門の岡崎海岸はそれなりに釣れる、はず…。
行ってみると確かに最初は若干魚影が見れた。
しかし潮流が激しい。
ウキフカセ釣りしてみたが、すぐに流されるし、魚影もごくわずかとなった。

そう言えば4.5mの釣り竿を買ったのだが、今まで1.8mのコンパクトロッドを使っていたので、取り回しがしにくい感じがあった。
振ったり伸縮時はもちろんのこと、竿が長いほど出す糸も長くなるので絡む確率も非常に上がった。
そして絡まった時にほどくのにも時間がかかる。
「ウキ釣りは長めの竿じゃなきゃ!」と思っていたが、別にコンパクトロッドでもいけるんじゃないのかな…とちょっと思うようになる。

岡崎で釣れなかったので、以前ちょっとだけ釣れた『日出』に行ってみた。
日出は相変わらず波や潮の少ない湾で、人も少なくてのんびりできる、好きな場所だ。
いつものように餌はオキアミ、ウキ釣りをしてみる。
ベラを中心にちょこちょこ釣れた。

しかしスズメダイなどのエサ取りが多いように感じたので、1.8mコンパクトロッドにサビキ仕掛けを付けてサビキ釣り。
以前の釣り同様、やはり疑似餌にはなかなかかからない。
さびいているとたまに胴体に針が引っかかってたまたま釣りあげられるくらいだ。
これじゃあ非効率な網漁じゃないか。
アジやイワシなどの回遊性の魚ならちゃんと疑似餌に引っかかってくれるのだろうか。

日出ではサギ(?)がずっと自分を見張っていた。
釣り人のおこぼれをいただこうとしているようだ。
望み通り、小さなスズメダイなどはくれてやった。
大きめのベラは持って帰ったが。
しかし驚いたが、サギにも魚種の違いは分かるんだな。
フグを差し出すと、食べない。
どの魚に毒があるのかが本能で分かるのか。

持ち帰った魚は自宅で下処理。
ウロコ、ヒレ、内臓、頭を取る。
相変わらず下手だが、以前よりかはスムーズに出来たかも。

というわけで、今まで通りの釣果となった。
もうそろそろ青魚とか釣りたいんだけどな…
結局根魚ばかりになってしまう。

日記

3,4,5は個人的に三連休だが、結局長期旅行は行かないことにした。
第一に、バスの運休が多くて計画が立たない。
第二に、バイクのフロントタイヤの溝が薄くて長距離ツーリングが出来ない。
第三に、計画を立てる時間が少なくなった。

まあ緊急事態宣言が明けたからといってもまだコロナの第二波が発生し始めているとニュースでもやっているから、万全を期すならしょうがない。
が、ちょっと言い訳がましいか。
自分にとっての旅行は娯楽としての『挑戦』だから、旅行とかしないのは自堕落に思えてしまうのだ。
とりあえずこの連休は、釣りしたり造園バイトをしたりすることになりそう。

最近、小学3年生の姪が学校に行きたくなくて、休みがちだったり保健室登校だったりするらしい。
友達との仲が悪いわけでもなく、勉強に全くついていけないわけでもなく、授業のプレッシャーみたいなものが怖いらしい。
むぅ、自分にはちょっと分かりづらいものだ。
先生からは「良い子ちゃん」と思われたいのだろう。(家では格別良い子とは言えないが)
もう少し鷹揚とした精神があっても良いと思うがな。
といっても、自分で環境を変えやすい大人と違う子供の話だ。
子供には子供の不自由があり、逃れにくさと生きづらさがある。
どう接しようか。

日記

相も変わらず今の工場の職場には不満がある。
定時過ぎてもダラダラと居残ったり、定時までに仕事を終わらせようとも努力しなかったり。
調整休というものがあっても専門の穴埋め要員がおらず、近くのシフトが早出・残業して穴を埋めるなどという非合理的なことをしていたり。
おかげで「有給が取れない」と嘆いていたが、大事なのは有給が取れるシステムを構築することだ。
口を開けて待っているだけじゃあ休みは取れない。勝ち取るものだ、有給は。

業務時間中に十分やれることなのに始業時間前に来て作業していること、その時間にしない人を善意が無いような目で見ることとか。
別の環境でもそういう「察してちゃん」はいたけど、指示をする責任を負いたくないってことなのかな。
自分の望みは聞いてほしい、しかし自分が望んだという責任は負いたくないってこと?
これは自分の勝手な解釈なのか、実際は別の心情なのか。

自分も今まで色々な仕事をしてきたが、思い返せばこういう所も確かにあった。
大学生の頃やっていたガソリンスタンドだ。
元ヤンっぽい、自分たちに責任を負わせず客にばかり責任を負わせようとする、ちゃんとした指示が出来ない、あのバカな店長になった時だ。
それ以外の職場ならみんなもっとサッと帰っていたな。

もっとキビキビした職場の方が良いな。
俺らは半径5m内の他人への善意(と見せかけた仲間外れへの恐怖心)だけで仕事してるんじゃねえんだぜ。

お金

独身実家暮らしの男の2020年5月の家計簿を載せます。

今月も4月同様派遣で工場で働いていたのと、コロナでちょっと自粛しながらもちゃっかり登山やってたような、平和な生活。

収支内訳

収入337,095円
給料(手取り)227,567円
資産運用益(確定)10円
ネット収入9,463円
雑収入100,055円

支出73,897円
食費1,400円
雑貨費1,580円
車両交通費2,749円
娯楽費20,168円
通信費2,000円
雑費48,000円

当期純利益263,198円

収入について

派遣で工場で働いていました。
5月に入ってくるのは21日間分。
時給1,400円だし深夜勤もあるから、手取り収入は21万円程度と、田舎にしてはまあまあとなりました。(ボーナスは無いが)
ちょっとだけ造園バイトもやってたので、その収入も含めて約23万円。

5月は若干休みが少ないシフトだったので、海で釣りは出来ませんでした…。
徳島新聞にはアジなどの青魚も釣れている報告あるのに!
まあ、釣りは真夏でも出来ますからね。
真夏になると徳島県内のような微妙な標高の山だと暑くてかないません。
初夏・秋頃が登山に最適です。

資産運用益は預金の金利。
なお6月からは普通預金金利0.1%の楽天銀行に預けることにしました。
ここら辺のお話はまた出来たら詳しく書こうかな。

ネット収入は、ポイントサイトとアフィリエイトですね。
アフィリエイト、全く更新してないのに報酬額はヨコヨコ。
いつかは落ち始めるだろうけど、今は嬉しい。
もう、愛着は持てないんだけど…

そうそう、5月で最も特筆すべきなのは、10万円の特別定額給付金
父がマイナポータルから早々に申請したからか、中旬頃に振り込まれました。
5月末になっても全く目処が立ってない地域に比べたら、早かったです。
23区とかに比べれば、人口が少なめの自治体だからかな。
何にせよ、このお金は経済を回すためにパーッと使わないといけないようです。
しかし…5月中はまだまだ自粛が続いて、宿泊可能な場所なども少なく。
徳島バスも運休だし。
旅行好きな自分としては使い道が無かったです。
6月からは積極的に使っていきたいと思います。

支出について

実家暮らしなので食費はやっぱりごくわずか。
外食はまれにやりますが、基本は自宅と弁当。
毎月と同じく、実家には42,000円入れてます。

今月は車両交通費はガソリンのみ。
車検が6月15日に切れるからタイヤを交換しようと思っていたけど、期限の再延長で7月1日になりました。
ギリギリまで粘ってやるということで、バイクの整備は延期。
6月はもっと経費がかかってくるはずです。

雑貨はワークマンで買った冷感タオル、分析化学の本、メルカリ発送資材。
冷感タオル、ジョギング中に使ってますがやっぱり涼しくて良いね。
初心者レベルのスポーツではワークマンなどの作業用雑貨は使えるはずです。

娯楽費は色々ありますが、一番大きいのはメルカリで買った中型(40L)の登山用ザック。
小(15L)と大(65L)は持ってましたが、山小屋泊用などの中型がずっと欲しかったんですよね。
「2020年からはテント泊だけでなく山小屋泊メインにしようか?」と考えて狙っていましたが、ようやく購入しました。
6月は使っていきたい。

総評

当期純利益は263,198円。
特別定額給付金のおかげでかなりの利益です。
しかし手放しには喜べない。
苦しんでいる人も大勢いますからね…

5月中~下旬頃、緊急事態宣言解除が全国的に広がっていきました。
これから徐々に経済は回復していくとも思えますが、第2波の危険の始まりとも言えます。

自粛すべきとされた業界の多くは娯楽サービス関連ですが、それらは人々にとって不要なものだろうか。
いや、理性的に生きられるようになった人類は、肉体的余裕を持った半面、生きる希望や楽しさを必要とするようになりました。
だから娯楽も必要なものだよ。
何だかコロナ禍では、そういうところも問われた気もする。