2020.04.30,05.01 参考書を購入して自習すべきか、指示待ち人間となるか

以前から思っているが、自分の職場では業界標準的な教育をされず、新人派遣社員は先輩社員や今までの経緯に従うような教育がされている。
化学分析は各種道具に細々とした使い方があるが、それらも基本的には先輩に従う。
しかし、本当にそれでいいのか?と思う。
なぜなら、自分は特定の他人に全幅の信頼を置けない。
先輩たちだって先輩に教わっていく内に、最初に教わった基本的なことが徐々に変化させてしまって、手を抜いてしまうこともあるだろう。
だから普通の社員でも教育係が1年に1回程度の再教育、新人なら入社直後に教育すべきだと思う。
そうしないと知らず知らずに規格外のことばかりやってしまうことになり、企業が製造するもの全体に信用性が低下する。

さて、一応自分はWDBの基礎化学講習のおかげでホールピペットなどの基本的使い方を身に付けている。
しかしその講習だけで仕事で扱う機器すべてをカバーは出来ない。
代表的なのは、ガスクロマトグラフやHPLC(高速液体クロマトグラフ)だ。
基本的に試料を調整してセットしてスタートすれば良いが、グラフの解析方法はよく分かっていない。
エラーが出たら先輩が色々とやっているが、傍から見ていたら「それが正しいのか?」とよく思う。
みんな、疑問に思わないのか。過去の点と点だけでしか判断できないのか、点と点を結んで線にしないのか、トラブルが発生する前に予測して対応策を撃たないのか。

というわけで今はHPLCの使い方などを体系的に学びたいと思っている。
さてどうするか、職場の上長に言ってみるか、自分で参考書を購入するか。
ちなみにWDBにそのことを伝えてみると、「職場から指示が出ないとWDBが主催する講習には参加できない」とのこと。

日記

Posted by YU